茶飲み話

茶壺の中でひと夏すごした日本茶が、かつてきれいな緑色だったのに、久しぶりにふたを開けてみると茶色く変色していた。

まあお茶なんだから茶色のどこが不都合なのかという話だが、ジップロックに移して冷凍しなければならなかったのかと思い、試しに急須で淹れてみた。

渋くて黄色いお茶が出来上がった。ふくいくとする香りはどこにもない。漢方薬のようなものだ。

私は人いちばいの汗っかきで、夏場はトイレの回数が減るのだが、涼しくなってからは利尿作用がある緑茶をよく飲む。

朝から湯を沸かして保温ポットに移し、一杯ごとに適温に冷まして茶を淹れる。沸騰ポットではそんな芸当は無理なのだ。

むかし行った台湾料理の店で台湾茶の美味しいのを飲ませてもらったことがあったが、私はやっぱり日本茶が好きだ。好みで言えば静岡のやぶきた茶がよい。

九州だったら八女茶も良い味を出している。

「お茶をひく」という言葉があるが、あれは「引く」ではなく「挽く」だとか。客がつかない売れない芸者が、手が空いているからと抹茶挽きをさせられたらしい。

だとすれば、私なんかは年中お茶を挽いていなければならない。

茶飲みじじいになる季節がやって来た。



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Re: こんばんは

頭を丸めれば「茶坊主」になるんだが・・・
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