核のゴミは東京都が引き受けよ

放射性の指定廃棄物の最終処分地を、環境省は栃木県の候補地を塩谷町を選んだとして通知したようです。
地元では猛烈な反対の声が上がっています。
栃木県では2012年に処分場の候補地として矢板市を選定されていましたが、強い反対運動が起こりやり直しを余儀なくされていたものです。

これ同じことの繰り返しにしかならないように思うのですが、そのあたりどうなのでしょうか。

環境省と言えば「最後は金目でしょ」と吐き捨てるように言い放った石原家の坊ちゃんの顔が浮かぶんですが、東電が産み出す電力の最大消費地は言うまでもなく東京都なんだから、使用済み燃料とまでは言わないにせよ指定廃棄物くらいは東京都が引き受けるべきだと思うのです。
石原家のオヤジはコンビニは夜は閉めろとか自販機は多すぎるとか花見をするなとか細かいことばかり言っていましたが、お宅の息子は失言の上塗りに指定廃棄物を田舎に押し付けて電力という実利だけを味わおうとしている。まことに正義にもとる親子のようです。
そもそも福島第一原発の汚染地下水を止める目的で凍土壁を作ろうとしたようでしたが、あれまだ凍っていないんだそうですね。つまり山側から流れ込んだ地下水はメルトスルーの核物質に触れたまま海へ流れ出しているということになるんですね。
そっちの対策が急務であるはずなのに、反対運動が起こることは目に見えていてどうどう巡りで時間のロスにしかならないような指定廃棄物の行く先が見つからない。
こんな問題、さっさと東京都が引き受けてしまえば良いんです。
東京都民が嫌がるものなら全国のどこでも条件は同じなんです。
だとすれば、ジョーカーを引くべき者とは、東電の恩恵を最大に受けている所でしょ。ちがいますか?
そういうのを「受益者負担」と言うんです。
そうした正義に適うような判断を示すことによって世界は「なるほど五輪の開催地だけのことはある」と認めてくれるかも知れません。

舛添さん。
韓国旅行も結構ですが、このような問題が山積しているんだから、もうちょっと真面目にやってくださいな。
安倍さん。
アンダーコントロールと明言した以上は逃げ道はどこにもありませんよ。
お住みになっておられない官邸の地下にでも埋めてはいかがでしょうか。

現在全国の原発は停止しているんですが、各地の施設には使用済み燃料がプールに入った状態で循環冷却されています。
と言うことは冷却のための電力を食っていることになるんですが、その電力は火力などで得られたものってことになりますよね。
電力会社は「燃料の輸入コストが上がっているから電気料金を上げますよ」と言っていましたが、実際には自分のお尻を拭くための電力もこっそりと使っているじゃないですか。

だから使用済み燃料プールに余裕があって、活断層などの恐れもなく、しかも設備が十分に確保されていて耐用年数に余裕がある原発から徐々に再稼働すべきだと思います。
理想を言えばこのまま停止した状態を維持した方が良いんですが、アベノミクスを続けようとすれば円安は続くことになって石油や天然ガスなどは高くで買って来なければならない。
そうすると電力各社はまたぞろ値上げを要求し始める。
これ以上電気料金が値上がりすれば、中小零細製造業などは廃業せざるを得なくなって大企業だけが生き残る。
サムスンとヒュンダイだけでもっている韓国社会と同じことになるんです。
そうならないためには安全が確保された原発から再稼働するしか道はないんじゃありませんか?
私はそう思う。

もっとも反原発には二通りの考えがあって、一つは「沖縄の米軍基地を無くせ」と叫びながら沖縄を「琉球」と呼んでいずれ呑み込んでやろうと企んでいる中国のように、日本社会を混乱に突き落とそうと狙っている左翼集団が経済悪化の道を目指す目的で「原発反対」を唱える場合。
もう一つは、コンバインド・サイクル発電の技術を活かして発電効率を上げれば、現在の火力プラントで十分に電力需要は賄える、といった考え方。
これに日本海のメタン・ハイドレートなどを活用すれば余剰電力も夢ではなくなるというわけ。
プーチンだって旅客機撃墜でEUから制裁を受けつつあるわけで、本音を言えば日本に天然ガスを売りたいはず。
中国がシェールガス層を見つけたと言っていますが、これに手を出すと地下水汚染がますます深刻化するだけ。
便利なものであればあるほど危険な面も併せ持っている。だから東京都は指定廃棄物を受け入れる責任があるんです。

塩谷町のご婦人はテレビカメラの前で「ここは環境省から名水の里に選ばれた町なんですよ。その環境省が今度は放射性廃棄物を持ち込もうとしている。こんな不合理が許されるわけがないじゃないですか」と憤っていました。
ご意見ごもっともです。
舛添さん。そろそろご決断の時が来たようです。




スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR