洪水警報発令

長崎の従兄弟がこんなことを伝えて来た。

日本列島に近づく台風が今年は多くて、それにともなって前線が停滞しやすくなっている。だから北日本や西日本では大雨になりやすい。

だから当然いろいろな気象警報が出されるのであって、そのこと自体は不自然なことではない。

ただ、東シナ海から来る雨雲レーダーに対して、来る日も来る日も『東彼地区に洪水警報』が出されたというのである。

それは長崎でも諫早でも、大村でも佐世保でもなく、ピンポイントに東彼杵地区を狙い撃ちしているように見えたと言うのである。

私は尋ねた「それで? 東彼杵に洪水は起きたの?」

答えは NOだ。

積乱雲による雷であちこちで停電まで発生したらしいが、東彼杵には洪水の「こ」の字もなかったと言う。

長崎の住民は『長崎大水害』にて洪水の恐怖をよく知っている。死者は299名だった。観光地で有名なメガネ橋までが粉々に流された。

その記憶を政治に利用しようとする匂いがすると従兄弟は言う。

この東彼杵という土地は、ダムの建設と地権者の反対運動で長年計画が進んでおらず、長崎県と佐世保市は手を焼いている状態だ。

佐世保市は『水道水の確保』を主張するものの、反対側は『水は足りている』と主張していて、県は『治水事業だ』と言い出した。どこか諫早湾干拓事業と似て来ている。

地権者による強硬な反対運動によって強制収用も難航した状態で、長崎県も佐世保市も行政と民意のはざ間で悩みに悩んでいた。

そこへ秋雨前線と台風関連の雨雲がやって来た。これは天の恵みと受け取ったのか長崎地方気象台が『洪水警報』を乱発した。通常であれば警報は外れるに越したことはない。だから地元からは不満の声は出なかった。

しかし空振りの『警報』があまりにも続いたために、「こりゃなんか変だぞ」ってことになっている。

気象警報が政治利用されているのではないかという疑惑が地元で湧いているわけだ。



天気予報や警報までもが政治利用されるようでは、この国も末期症状なのかも知れない。



あなたの地方で、ダムや道路で混乱している問題はありませんか。県警のトップは県知事ですからね。






スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR