ギャンブル依存症

前回、公営カジノについて少しだけ触れましたが、今回はその補足としましょう。

私は基本的にギャンブルはしません。性に会わないと言うか貧乏性と言うか・・・。

競技などの勝負事を観戦するのは好きなんだけど、そこへお金を賭けるといった発想が浮かばない。

まぁ私個人の適正についてはどーでもよろし、先へ進みます。



公営ギャンブルというものはすでに古くからあるわけで、競馬だったり競輪だったり競艇だったりオートレースだったり。

私はひと通り知人から連れて行かれた経験がありますが、やっぱり「博打場」という空気が充満する場所で、純粋にレースを楽しもうとするのは競馬場にわずかにあるかなという感じだった。

売店でアンパンとかおでんとか売っているんだけど、みんな手元の資料から目を離さないで美味いも不味いも関係ないという顔をしていた。よほどバクチが好きなんだろうね。まぁ、自分の小遣いの範囲で遊ぶ分には罪はないし、人から後ろ指を指される筋合いもない。

付き合いで買った船券の500円が2000円になったこともあったけれど、だからどうなんだと言われると、何の感激もなかった。

ただ、いかにもという雰囲気の人はいたわけで、ズボンのポケットに裸の現金を突っ込んでいるわけ。

どんな筋合いのお金なのかは知らないけど、明らかに「小遣いの範囲による趣味の世界」をはるかに超えている雰囲気が漂っている。

むしろそんな人の方が多い。

(やっぱり博打場なんだな)と感じた。




賭け事というのは一種の闘争本能であって男性に多いとされて来た。

しかし女性にはないかと言えばウソになる。

さすがにオートレース場に女性の姿は少ないが、パチンコ店でタバコをふかす中年女性は多い。

基本的にパチンコは他人との触れ合いが少ない孤独なギャンブルだから、女性がのめり込み易い要素を備えている。

香港で仕事をした時に、休日にマカオへ案内されたことがあったが、マカオのカジノにも女性は多かった。

しかしブラックジャックなどのカードゲームではなく、スロットマシンなどの他者との触れ合いがない種類にどうしても女性は集まる傾向があるようだった。




私は本質的にギャンブルを好まないので、カジノと名の付く場所へ足を踏み入れたのはその時が初めてだったが、本場のスロットを見て「何だ、日本のパチンコと変らないじゃないか」という感想しかなかった。

つまり公営であろうがなかろうが、すでに日本にもカジノはあるわけだ。

たまに新宿などの「違法カジノ」が警視庁に摘発されているが、出玉率の多寡があるだけでギャンブル性はパチンコ・パチスロも同じだ。

警察の判断で、あっちは良くてこっちは逮捕。どう考えても納得行かない。賭場代を胴元に払うか払わないかの違いなんだろうか。だったら893と変らないじゃないか。

パチンコ店の隣には焼き肉屋があって裏には質屋があった。今では質屋に替わってサラ金の事務所がある。

それを「検定」と称して警察がお墨付きを与えてるんだから、公営のようなものだ。

ただ、公営ギャンブルとパチンコ業界の違いは売り上げ利益がどこへ行くかという違いでしかない。

摘発するかどうかは警察の判断に委ねられている部分があって、それは明白な利権になっている。

警察官の採用枠に国籍条項はあったのかな。川崎の「届け出デモ」を禁止したのは神奈川県警だった。




さて、公営カジノの論議になると、必ずのように聞こえて来るのが「ギャンブル依存症」の危惧だ。

まるでカジノさえなければ依存症は発生しないと言っているように聞こえる。「だからカジノ反対だ」と。

ところが依存症は立派に存在している。すでにパチンコホールの常連客だった人々が、裏金融に首が回らなくなって少なくない人数が命を絶っている。依存症だからブレーキをかけられなくなっている。

「あそこのホールには、金貸しが通路を歩きまわっている」「そのホールの客が首を吊ったのは5人目だ」などと居酒屋で聞こえて来る。

仮に公営カジノを禁止してパチンコ業界を現状維持させれば、それは利用者の命と引き換えにした利益が闇の勢力(警察を含む)に流れ続けるだけだ。

パチンコ禁止をやった韓国は、日本の遊技業組合からの送金で息をつないでいる。北朝鮮のミサイル燃料に化けている。

どの蛇口を閉めれば効果的なのかを知っている政治家と、それだけはさせまいとする政治家が争っている。

単純に「カジノ反対」とだけ言っていれば済む気になっていても、それと引き換えになっている泥沼のことを誰も言いたがらない。

東京都知事に宇都宮氏がなっていたら、都議会はどんなことになっていただろう。想像するだけなら自由だよ、誰からも非難されないからね。




皆さん、ご機嫌よう。








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