葬られたクーデター

クーデターは失敗に終わった。

どこのことだかわかります?

トルコ?

ああ、それも確かにそうだ。

実は日本でも起きていた。

2016年7月13日の夜、NHKをはじめとする放送各局が天皇陛下の生前退位を一斉に報じた。それがあたかも陛下ご自身のご意向であるかのように。そして「?付き」の言い方ではなく、断定的な報道姿勢を執った。

翌日の新聞各社も一斉にこの記事を一面トップに持って来て、参議院選挙など忘れ去ったかのように踊った。

だがBSフジのプライムニュースで、7月15日に「憲法改正」をテーマにして集まった、自民党政調会長代理・新藤義孝、公明党憲法調査会長代理・斎藤鉄夫、民進党代表代行・長妻昭、共産党国対委員長・井上哲士の四名が、口をそろえて生前退位を否定した。

否定と言うよりは「わからない」「発言を差し控える」というものだった。「憲法改正」がテーマだっただけに激しい言葉のやりとりが交わされた内容の番組だったが、こと皇室に関する質問には四名の意見が見事に一致した。

つまりこのことが何を意味するかと言うと、政治家が公的に発言するような事柄ではなく、新聞テレビなどのメディアが直接国民にデマを押しつけようとしたということであって、しかもその仕掛けはどうやらメディア自身ではなさそうだということ。

あの松本サリン事件の時がそうだったように、メディアそのものは情報源を信じて疑っていない。

そして報道各局が真実だと信じ込むほど影響力が半端なく強い方向からもたらされたデマだったということが推測できるわけだ。

いわゆる「クーデター」だね。

しかしこの企みは数日で鎮圧された。宮内庁関係者から公式に「陛下ご自身のご意思ではない」「今後もこれまで通りの路線でゆく」「変更はない」と発表した以上、マスコミはもう何も言えなくなってしまった。

ただし、この一時的な騒ぎはきちんと検証されなければならない。

政治的ではなく、直接民意に訴えて皇室の在り方を替えてやろうとする意志を持った、それもかなり影響力が強い組織が存在しているという尻尾が確実にあの数日間は見えていた。

だからマスコミは「生前退位」についてこれ以上とやかく言うことはないとしても、「あれは何だったのか」ということを取り上げなければならない。

もし今後のマスコミがそれをしないとするならば、それこそが「飼い犬」になっている実態を示すことになってしまうだろう。少なくともプロデューサーやディレクターは飼いならされているのだろう。13日当日の夕方の拡散はあまりにも素早かった。飼いならし方が半端ないということになって来る。

そしてネット社会でこそ取り上げられるべきテーマになって来る。

鎮圧されたクーデターの首謀者を、安倍政権は放置しないだろう。




皆さん、ご機嫌よう。







スポンサーサイト
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR