危ない『ジャーナリスト』

もう今となってはどうでも良いようなことだけど、青山繁晴氏が選挙期間中に週刊文春から誹謗中傷される記事を出版されたという話の裏側が見えて来た。

青山は舛添と同じだと言われたそうだが、その根拠が20年前の「ペルー日本大使館占拠事件」にあるという。あまりにも古い話であって、しかも秘匿された話ではなく青山氏みずからが語っておられたことだ。

それも免職にならなかった自主退社だからこそ退職金が出ているわけであって、公金を私的に流用した舛添と民間企業の青山氏を混同するなど、不自然過ぎる内容になっていた。

駐ペルーの日本大使館が占拠されたが現地の対策本部の情報がなかなか入って来ず、あの手この手で領収書がもらえない取材費用を使った。

それと同時に日本の外務省関係者にひそかな取材をおこなって、当時の橋本龍太郎内閣がペルー政府任せで何もしようとしなかったことを聞き出した。

共同通信の記者だった青山氏はそれを記事に書いたら橋本総理が激怒して「外務省の誰から聞いたのか名前を言え」と迫られた。

「ジャーナリストたる者、情報源を口に出すのは自殺行為だ」と突き放した。それで橋本は共同通信そのものに圧力をかけて取材費の内訳をすべて明らかにせよということになり、潮時だと思った青山氏は自主退社することとなった。清算できない領収書なしの取材費は退職金から支払った。

簡単に言えばそういうこと。

その20年前の終わった話がなぜ今頃になってゾンビのように生き返るのか。

青山繁晴氏が安倍首相の要請を受けて参議院選挙に出馬したからだ。それを好ましく思わない立場の人物が氏の汚点はないかと探したら、それが出て来たということであり、逆に言えばそれしか見当たらなかったということになる。

それにしても共同通信時代の話を良く知っていたなと思っていたら、なんのことはない同じ共同通信社内で横で見ていた人物だった。

その人物もまた独立して何やら物書きをしてるらしいが、要するに嫉妬だね。青山さんに対する。

週刊文春が5ページにもわたって書きつらねた内容とほぼ同じことをあちこちで語っていたという証言もある。

週刊文春の記者たちは次々とスクープを連発して発行部数を伸ばしていたことから、中には焦りを感じる記者もいたのだろう、この垂れ込みに飛びついてしまった。

裏取りもろくにしないただの噂話を5ページにわたって延々と書いてしまった。

そして東京地検に告発されることになったわけ。

構図的には2012年に起きた週刊朝日による橋下大阪市長の家系をめぐるスキャンダル報道に酷似している。

あの記事は佐野眞一というフリーライターと週刊朝日の取材班との合作だったが、後日謝罪した上で朝日新聞出版社長の神徳英雄が引責辞任している。

つまり週刊朝日にせよ週刊文春にせよ、法の縛りの網の外にあることを利用して、報道の自由とやらを盾に「やりたい放題」に走ることがあるということだ。

ただスクープ欲しさ販売部数欲しさのあまりに、ガセネタに飛びついて後戻りができない状態に陥ることがあるということ。

この大阪市長への週刊朝日の攻撃記事を絶賛したのは有田芳生氏だったが、ツイッターアカウントで「すこぶる面白い」とやらかした。つまりガセを喜び利用しようとするやからも出て来るということ。

週刊文春による青山叩きは、公式に刑事事件として告発され、相手は立派に国会議員になるのでうやむやには終わらない。

公的捜査のもとで情報源の暴露がそのうち出て来ることになるだろう。

文芸春秋社自身が「週刊文春は調子に乗り過ぎている」とのメールを青山氏に送って「虎の尾を踏んだ」と表現したらしい。

大阪市長の話は謝罪の有無で終わったが、青山氏の場合は選挙妨害事案として犯罪捜査が始まるのだから「謝る・謝らない」で終わるはずがない。




民進党と共産党が東京都知事選への統一候補として鳥越俊太郎氏を選んだ。

この人物、福岡の出身で毎日新聞に入社。サンデー毎日の編集長を経てテレビキャスターに転身し現在に至っている。

今年3月、参院予算委員会において放送法について語った高市総務大臣の発言に噛みついたひとりでもある。

「日本のジャーナリズムが危ない」とか言ってるらしいが、週刊朝日・週刊文春そして放送各局の在り方をかえりみた場合、危ないのは「ジャーナリズム」ではなく「ジャーナリスト」の方だろうと思わされる。

まぁ素浪人である私とすれば、毎日が日曜日だという意味では「サンデー毎日」なのだが・・・




皆さん、ご機嫌よう。







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