「天皇」を自認する男たち

先日は長崎から出ている衆院と参院の両議員が、地元の県議会にいたころにどんな不名誉なことをしでかして百条委員会を開かれたか、という話をご紹介した。

私は基本的に民進党が言っている「安保関連法の完全撤回」などというものは「赤子の論理」としかみていないので、そんなバカげた党に勝たせるつもりは毛頭ない。

共産党は、主権者の側に立った政策を立案するなど意味がある部分もあるのだが、地方自治に少しばかりの議席があればそれで良く、国政で議席数を与えると危険な方向に向くと考えている。

だから民進・共産の共同歩調は否定するしかない。

しかし、そうであれば自民党を積極的に支持するのかと言うと、そこがまた非常に悩ましいのだ。

前記の通り長崎の地方自治上がりのつまらない人物が、国会議員のバッジをつけて田舎言葉丸出しでフライデー記者を怒鳴りつけた。

滋賀県庁で県代表になって県庁で開かれた激励会に来ていた志賀学園野球部の送迎バスの停車(駐車ではない)位置が不適切だとして怒鳴り散らしたのは、自民党野洲選出の県議だった。「なんちゅうとこ停めとんねん。誰の許可を得てん」とまるで校長先生だ。

この県議、野洲市選出6期目で滋賀県議会議長を務めたことがあるベテランで、現在関西広域連合の議長を務めている。

だんだんと「公僕」としての自覚を失い、のぼせあがって行くルートが出来上がっているらしい。

特に「県警察」「県教委」「県医師会」「県商工会」などの権力の頂点に立っているといったような妄想がこびりついてしまうのだろう。

それは自民党政権が長く続いたせいもあって、各地方議会の多くが自民党議員で占められた。県議会議長とか県知事とかも自民党会派の者が少なくない。

そして周りから「先生」「先生」と呼ばれることに慣れてしまうと田舎者ほど始末が悪い。

高い理想を持つ政治家が、わずかな権力と利権と有象無象の取り巻きに囲まれて過ごしているうちに骨の髄まで腐って来る。

自民党が強いのは自分の働きでもあるかのように己惚れてしまう。地方議会ほど典型的な例だ。

滋賀県での出来事は今年3月のことだったが、6月に入ると今度は富山市議会で騒動が起こった。

富山市議会議員の議員報酬を月額60万円から70万円に引き上げようとする議案が提出されたことを受けて、第三者委員会が開かれた。

富山市議会の最大会派である自民党の会長68歳が、自民党会派控室で取材中だった北日本新聞社の女性記者を「何を聞いているんだ」と怒鳴りながらメモ用紙を取り上げ、手首をつかまれた女性記者はその場に押し倒された。

新聞社は強くこれを抗議し、メモ用紙は約2時間半後に返却されたが同会長は「会議中なのでコメントしない」と述べたという。

そんなの何も珍しくないよ、とどこからか聞こえて来そうだけど、本当に地方議会における自民党議員の腐敗ぶりは目に余るものがある。

土木関連の会社を経営してて、市長選に立候補して落選したら県議会議員に立候補する。そんなのばっかりだ。

「あんた何がやりたいの?」「はい、カネと名誉が欲しいだけです」。

そして国政選挙が近くなっていて、自民党本部もピリピリしているにも関わらず、田舎ではあっちでもこっちでも、要らぬ騒ぎで耳目を集め、謝罪するならまだしもふんぞり返って「ノーコメント」とやらかすのだから、自民党の選挙対策部も頭が痛い。

そしてイオンの息子が陰で笑ってる。

本当であれば党本部は彼らの公認を切るなどしてバッサリ行きたいところなんだけど、彼らをのさばらせたからこそこれまで自民党が維持できていた部分もあるわけ。

それが原発だったりダムだったり新幹線だったり空港だったり。

地元の腐ったような「先生」がいればこその行政が続けられていた。今さら彼らを切り捨てるわけには行かない。

しかし滋賀にしろ富山にしろ、こんな単発エラーが積み重なると大量失点の原因になりかねない。

このことは、実は自民党本部が考えるべきことではなく、自民党会派に所属するすべての地方議員や県連各派が自覚しなければ意味がない。

そうそう、和歌山県議を2期務めて衆議院議員になった親中・親韓の代表格がいますな。あれの子せがれが親の七光りでどうしようもないバカ息子だったそうなんだけど、国会議員の息子だというだけの理由で和歌山県御坊市の市長選挙に立候補したのが5月。

結局は現職候補が当選してバカ息子は「ただのひと」になったのだったけど、ここはオヤジの牙城であって、失速は否めないとされている。稲田朋美や小泉進次郎などの応援演説も功を奏しなかったというから、今夏の参院選もどうなるか不透明だ。

東京五輪に深く関わっている元総理って男がいるが、コレのバカ息子も石川県議だった。酒気帯び運転でコンビニに突っ込んで県警の追求から逃れるために県議を辞職したけど、酒気帯び運転にしては時間帯が午前中だったぞってんで、脱法ハーブじゃなかったか、なんてうわさされてた。結局急性すい炎で死去したから、(ほらやっぱり)なんて言われてる。

もしかして、政権与党がグラつくようなことにでもなれば、その原因は有権者でも野党でもなく、地方議員の腐敗だったりして・・・

くわばら、くわばら。






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