待機児童の子供たち

今から30年ほど前のことである。

女房どのの同級生が保育園の保母さんをしていた。今で言えば保育士だろうか。

その友人がこぼす。「子供の扱いは問題ないのだが、最近の保護者がうるさくなっていて仕事がやりづらい」。

何かと権利を振りかざして、自分の子供だけを特別扱いしないと承知しないのだとか。しかも保育園だから、夜になっても迎えにこなかったりするらしい。

そんなものかと思って夫婦で聞いていたが、30年前の話なのだ。

最近になって「モンスター・ペアレント」という言葉が使われるようになったが、すでに30年前に保育園の保護者がモンスターなにがしになっていたらしい。

時代的にはバブル景気の最後頃であって、イケイケどんどんで、姉ちゃんらはディスコのお立ち台で踊り狂っていた頃だった。

働けば働くほど収入につながっていて、子供などは保育園や保育所・託児所などに預けてなんぼといった時代でもあった。

アッシー君だのミツグ君だのと言って、日本女性はこの世を謳歌していた時代だ。

あの頃から保育園は飽和状態になっていた。

女房殿の友人は言っていた。「子供は変わらないが、親は変わった」と。

今さら「待機児童」だと言われても、保育士が職場を放棄した理由は保護者たちが作ってきたのではないだろうか。

雑巾のようにボロボロになった保母さんらが少なくない。




いま、待機児童の問題が深刻になっているが、それは保育士の平均所得を増やすだけで良いのだろうか。

もっと根本的に日本社会が足元から変わる必要があるのではないだろうか。

少なくとも、民進党のガソリン議員に言われる筋合いはなさそうに思う。

数千万円の所得がある共産党議員にも言われたくはない。




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