プロペラの話

ペットボトルのキャップを絞める場合にはどっちに回すだろう。

時計と同じ方向で右に回す。

最近レバー式蛇口が流行っているが、水道の蛇口も右に回すことで締めることができる。

特殊な「逆ネジ」でない限り、普通は右に回すことで締まってゆくのがネジだ。

扇風機の羽も向かって右に回転する。プロペラの羽の傾きがそうなることで風を前方に吹かせている。

では、船のスクリューとプロペラ型の飛行機はどうか。

船の場合は水を後方に舁き出す必要があるので、船の後ろから見ればスクリューは右に回転する。扇風機と同じだ。船にしてみれば水を後方に押し出しているように見えるが、スクリューにとったら前方に押し出していることになる。スクリューが後ろ向きに取り付けられているからだ。意味がわかるかな?

このことを原則として考えた場合、飛行機のプロペラは風を後方に押し出さなければならないのだが、プロペラは前方に向いて取り付けられている。つまり船とは逆だ。

だから飛行機の場合は、プロペラの回転は左回りになっている。

左右の主翼にそれぞれエンジンがあるような双発機でも、第一エンジンも第二エンジンも反時計方向の左回りになっている。

と言っても、風を受ける後方から見れば、やっぱり扇風機と同じ右回転をしているように見えている。(大型輸送ヘリのCH-47タンデムローターだけは特殊だけどさ)

この構造は「螺旋(らせん)」の原理が理解できている必要があって、模型飛行機や竹トンボを飛ばしたりして覚えて行く。

しかし最近の子供は(大人もそうだが)運動原理を覚えるような遊びよりも、スマホのゲームに慣れ親しんでいるために、飛行機やヘリコプターの回転翼がどっちに回っているかを知らない。


今日はこどもの日。
扇風機は前に風を出すのに、どうして換気扇は後ろに風を吹き出すの?
お子さんから聞かれたときに、答えられるだろうか。


えっと、アサガオの蔓はどっち巻きだったかな・・・
偉そうなことは言えないや。




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