流れを読む

民進党の元検事が、TPPのことで騒いでいるけれど、これって自由貿易協定のことで実質的にはビジネスの話なのね。関税を撤廃して物の流れを良くしようときれいごとを言っても、結局は貿易商のビジネスチャンスを増やしたいだけ。

そんでもって、アメリカでは大統領の予備選挙がおこなわれていて、次第に保護主義的な雰囲気が強まっている。

だから自由貿易をやるとアメリカ国内の産業がダメージを被ると危惧する経済界があって、TPPに反対しようという流れが連邦議会でも増えている。

それにタイミングを合わせる格好でパナマ文書の暴露によって、租税回避に世界中の富裕層が加担しているといった疑惑が出始めている。

この疑惑をかけられた資本家や政治家は、火の粉をかぶらないように首をすくめることは容易に想像できるのであって、TPPはいったん棚上げしようじゃないかという意見がどこからか出て来てもおかしくない状況になりつつある。

「政治とカネ」の象徴のようなものがTPPだからだ。(フロマンが何者だったか覚えてる?)

TPPの中身がいまいち明確ではないから賛成でも反対でもないんだが、だったら「いったん見送り」になったところで痛くも痒くもない。

もともとこの問題はどじょうが始めたものであって、「途中で嫌になったらバスから降りれば良いんだし」とどこかのとぼけたおっさんも言っていた。



ものごとは冷静に見たいものだ。

AIIBのように、他人がバスに乗るからと言って、行く先もわからないバスに「早く乗らねば」と言っていたのは日本経済新聞だったが、天津の爆発事故を見ただけでその先は見えたじゃないか。焼き栗になるだけだ。

インドネシアの高速鉄道はいつになったら着工するんだい? 日経さんよ。

真っ先に手を挙げたキャメロンさんはどうなった? メルケルおばさんはどうなった?

人がやっているから急ぐのではなく、自分が置かれている立場を理解しておく必要がある。

それはそのまま民進党の新政調会長にもあてはまる。

甘利だ保育園だTPPだと騒いでいるうちに、本当に自分の頭が燃え始めている。

あと3か月もすれば選挙を戦わなければならない立場にいながら、自分の秘書のことで言い訳に詰まってしまっている。しかも彼女を抜擢したのは、反対意見を抑えた岡田だったと言うのだから笑い話にもなりゃしない。




パナマ文書の問題はハッキング技術の問題だとされていて、だとすれば第二弾、第三弾が撃ち込まれる可能性が出て来る。租税回避地はパナマだけではないのだ。

世界中の資本主義社会や、独裁者などの名前が次々と表面化する危険性がある。

彼らの追放に向かうのは、まずは民主国だろう。

さあそうなると安倍政権の消費税凍結も微妙なことになるだろう。政治家の名前が出るのが先か、あるいは経団連が先か。

世界はいま、こうした危機に直面しているのであって「ニホン死ね」と言ってれば岡田の機嫌が取れるなどと思い違いしているおばさんには世界の流れは読めないだろう。




自民党の安定政権を維持するためには、岡田と山尾の両名には何としても居残ってもらわねば困るのである。いわば二人は「自民党の勝利の象徴」だ。

皆さん、ご機嫌よう。





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