白い花

近くの特別養護学校の白木蓮が花盛りに咲いている。

この学校は主に知的障害児童が通っているのだが、中でもダウン症の子供たちが多い。

顔だちを見るだけですぐにわかるくらいに共通の顔をしていて、誰もみな小柄だ。

ティーンエイジャーの中には、この子らを誹謗中傷する者がいるが、「天使」に例えられるほどこの子らは可愛い。

悪意がなくてみなニコニコとしている。

しかも天性のリズム感を持っているとされ、ドラムなどのパーカッションを教えれば一流のアーティストに育つのだとか。

近所のこの養護学校でも和太鼓を指導していて、その実力は全国大会出場レベルなのだとか。

毎週金曜日に総合練習があるらしく、プロと疑いたくなるほどの見事な演奏が聞こえて来る。

まだ一度も見学したことはないが、あの可愛い子らが、汗を流しながら笑顔で太鼓をたたいている姿を想像するだけで、お茶が美味くなってくる。

親御さんたちの思惑はいかばかりかと思い至るけれど、今日一日を笑顔で過ごせることの喜びは計り知れないと考える。

子供たちが奏でる和太鼓の音をそばでいちばん聞いているのは、あの校庭に咲く白木蓮なのではないだろうか。

ちなみに白木蓮の花言葉は『慈悲』だとか。

植樹した人の思いが伝わって来る気がする。



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