口下手な国民

「ちょっと迷惑ですね」という声をよく聞く。

(それって『非常に迷惑です』の間違いじゃねぇの?)

「早く捕まってほしいですね」とも聞く。

(それって『早く捕まえてほしい』が本当だろ?)




どうにも日本人ははっきり物を言わない。

だから世界から誤解されてしまう。

慰安婦問題なんかがまさに良い例で、明確な反論を日本人がしなかったから、クマラスワミをはじめとする世界中が「強制連行は韓国が言う通り、実際に起こったことなんだ」と思い込ませてしまった。

中国の南京大虐殺にしてもそう。

自民党なんかの年寄り議員が廊下の立ち話のようにして正論を吐くからややこしいことになる。だったらどうして国連で発言しないのかと。

反論をするのはみっともないことなんだという価値観が日本人にはあって、それが国内だけではなくて外交の席においてもソレをやるから誤解に次ぐ誤解でガチガチになってしまっている。

「日本語には主語がない」と言ったのは青山さんだが、なるほどあいまいな言葉の積み重ねで我々日本人は暮らしている。

「どうも・・・」

そのどこに意味があるだろう。

「結構です」

要るのか要らないのかわからない。

挙句には「やばい」」だの「間に合ってる」だのと言うから余計に意味不明になってしまう。

日本人は97%に匹敵するような単一民族と言われていて、言葉を尽くさなくても相互理解はできていた。

それはそれで良いだろう。

ご近所さんと顔を会わせて「こんにちは良いお日柄です」とまで言わなくても「こんにちは」で済ませてしまえる。

しかし海外に行って「今日は」と言ったら何のことを言ってるのかと変人扱いされるだけだ。

「こんばんは」にしてもそうだ。「だからどうした」と言われるのがオチだ。

言いたいことははっきりと言わねばならないし、ましてや言うべき主張は堂々と述べなければならない。

これまでの日本の外交が口下手すぎたために取り返しのつかないような深い穴にはまっている。

韓国にせよ中国共産党にせよ、第二次世界大戦には参戦していない。だが彼らは戦勝国のふりをして日本を攻撃している。明確な反論を日本がしてこなかったからだ。

ひとつにはGHQによる占領政策もあっただろう。

しかし日本が未来永劫卑屈になる必要はどこにもない。

「どうも」はもうやめよう。はっきりと「どうもありがとう」と言おう。

従軍慰安婦の汚名をぬぐうには、まずそこから始める必要がある。

そして、我々日本人がはっきりとものを言うようになると、驚いてたじろぐ国がきっとある。



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