中韓首脳会談

中国が原子力発電に前のめりになっているという記事を読んだ。
そこには原発の利点ばかりが述べられていた。
確かに以前までの中国は、世界的なレアアースの需要に応えるべく、大量の副産物であるトリウムを蓄積していた「宿題」があった。
この放射性物質を産み出すことの危険性を考えて豪州や米国はおいそれとレアアースに手を出さなかった。
しかし、目先の利益だけに集中する傾向が強い中国は、副産物の怖さに気付かないふりをしてレアアースにのめり込んだ。

今では日本の技術力によって海底泥からトリウムを含まない安全なレアアースを回収する方法が解明されている。
したがって現在の中国には、放射性廃棄物であるトリウムだけが山積みされて残っている。
これをどうにかしなければ中国共産党に未来はない。
そこで考え出されたのがトリウム原発だったというわけだ。

中国では現在、19基の原発が稼働していて建設中なのが29基、さらに計画中は225基になるという。
2050年までに4億kW分の原発を建設するという調査もあって、1基100万kWとしても400基分、現在世界で稼働中の原発すべてを足しても3億8800万kWであることを考慮しても、中国がいかに原子力に傾倒しているかがわかる。

以前の本ブログで中国に世界最大の炭鉱が発見されたニュースをご紹介した。
それにも関わらず中国は莫大な初期投資を必要とする原発にのめり込もうとしている。
それには深刻な大気汚染があることは誰にでも簡単に想像ができる。
しかし、それ以上にトリウムの蓄積が中国共産党の「目の上のタンコブ」であろうことは想像に難くない。
野ざらしにされたトリウムから発生する放射線がどれだけの人民をガン化させたか計り知れないのである。
そして、その内モンゴル自治区にある世界最大の炭鉱がウラン鉱脈と混ざり合っていたことが明らかになった。
つまり中国政府はこれ以上石炭火力発電を継続することが難しい状況になって来ているということだ。
だから海底のメタン・ハイドレートを取るためにベトナム沖まで進出して、自由主義諸国の石油シーレーンまで妨害しようとする「一石二鳥」の行動に出ている。
習近平が考えることは単純で分かり易い。

しかし現実問題として中国には400基もの原発を維持管理できるだけの科学技術力はない。
もしこの計画が本当だとすれば大量の専門家を養成する必要があるが、人民解放軍だけでも人手不足が危惧されているように中国が長年続けて来た「一人っ子政策」が足を引っ張っている。
そして韓国と同じように、基礎科学を蓄積するには時間がかかり過ぎることから、軍事技術や科学技術などは先進国から盗んで来てしまえという短絡的な方法を採って来た。その顕著な例が人民解放軍のサイバー部隊だ。何でもかんでも盗んでしまえという論法だ。ドラエモンでもスホイでも盗んだ者勝ちだというわけだ。
その結果、ロシアやアメリカとそっくりな戦闘機はできたが空母一隻建造することができない。
ウクライナの造船所でゴミのようにお荷物になっていた旧式空母にはジェット戦闘機用のカタパルトがなかった。
米露のようにスチームカタパルトがない空母は実戦には使えないただの広告塔でしかない。
韓国にしてもヒトマル式戦車に見劣りしないK2戦車はできたが、まともに戦闘能力を発揮できずにいる。
すべては基礎技術を軽視しすぎた結果だからだ。

坂の上の雲で日本がロシアのバルチック艦隊を撃破したころ、中国(清国)や朝鮮はどんなレベルにあったのか。
それを思えば原発立国など恥ずかしくて言えることではないだろう。
習主席と朴大統領が会談したというが、だったら古里原発3号基建設がストップしている原因の高電圧用のケーブルを中国に発注すれば良いだろう。
よほど優れた製品がメイドインチャイナのラベルで納品されることだろう。
笑っちゃうような話だ。

韓国はセウォル号沈没事故の対策のために海洋警察がかかりっきりになっている状態であって、中国から来る大量の漁業違反船への対応が間に合っていないという。
つまり珍島周辺の漁業は中国の海賊船の「やりたい放題」になっていて、事実上の無法地帯になっているとか。
そんな中で習主席と朴大統領が握手をしたところで直近の課題は何も解決していない。
USドルに対するウォンの為替レートは限りなく1000に近づいていて、李明博政権当時の為替介入が暴露されている。
ウォンを売って大量のUSドルを買ったからこそ、韓国の外貨準備高が増した。だからこそ朴大統領は日本からのスワップを断ることが可能になった。
ところがそうした為替介入の約束として、IMFへの報告義務があったのを韓国財務省は無視していたために、アメリカの怒りを買っている。

韓国経済は徐々に逼迫している。
その救援先を中国に求めようと、仮に朴大統領が思うならば史上最大の心中事件に発展するだろう。
すでに南米のアルゼンチンが債務不履行の状態になっている。
ということはアメリカのFRBが通貨発行を加速させてジャブジャブの状態にしたUSドルはどこかの避難港を探さなければならなくなっている。
真っ先に狙われるのは日本の円だろう。
それによって円高が舞い戻ることになってアベノミクスは失速する。
しかし、黒田日銀も金融緩和を続けていたことから、円は諸外国の通貨を吸収する動きに出るだろう。
するとその排水溝の渦巻きにウォンも巻き込まれたとすればどうなるか。
ウォンは一気に値を上げて世界的な貿易からはじき出されてしまうことになる。
冬季オリンピックは4年後だが、為替の嵐は一晩にしてやって来る。アルゼンチン次第だという自覚が必要だ。

それよりも問題なのは中国だ。
かの国はかつてスクラップ・アンド・ビルドを繰り返して来た国であり、「中国4000年の歴史」などというウソは通用しない。
中華人民共和国は、蒋介石軍(中華民国)を破った毛沢東が作った生まれたての赤ん坊のような国でしかない。そこに様々なノウハウは存在しない。
そして現在の中国を見ていると、清朝末期に似ていると話す学者が少なくない。
つまり中華人民共和国は断末魔にあると考えて良さそうだ。
ただ、かの国はサイズが大きいので、断末魔の暴れ方も半端ではなくなる。
すでに人民解放軍が習主席のコントロールから離れて、日本の自衛隊機に異常接近したりしているのも、断末魔の抵抗らしい。
ということは、どんな不測の事態が起きてもおかしくない状態にあるのであって、そのあたりは防衛省も良くわかっているという。

よくこんな話が聞こえる。「今の北朝鮮に人道的援助をしても軍隊にしか運ばれない」と。
しかし現在の中国と韓国の関係を見ると、韓国のなけなしの資金が中国に運ばれた場合、それは人民への援助へ回るのではなく、解放軍の軍資金にしかならないだろうということ。
そしてアメリカへ対する反逆行為として、韓国の立場は完全になくなるということ。
これは絶望的です。
アメリカにおける韓国系市民も立場をなくすだろうし、当然のように売春婦像も撤去されることでしょう。

めでたし、めでたし。




スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR