花見時期

東日本大震災が起きるまでその存在を知らなかった。

福島県田村郡三春町の滝桜だ。樹齢は1000年を超えているとのことで、国の天然記念物に指定されている。

しだれ桜のみごとな巨木は、毎年4月中旬に開花するという。

地震が起きたのがまだ寒い3月だったから、つぼみの準備でもしていたに違いない。

前出の神津善行氏が言われるには、植物は基本的に動かないので、激しい地震などの際にはひどく驚くのだそうだ。普段は穏やかに出しているパルスがぴたりとやんで黙るらしい。

きっと5年前の滝桜もそうだっただろう。




日本には三大桜というものがあって、一つは岐阜県の淡墨桜、こちらはエドヒガンザクラ。

二つ目が山梨県の神代桜、こちらもエドヒガンザクラ。

そして三つ目が福島県の三春滝桜のベニシダレザクラ。(シダレとは枝垂れという意味ね)

いずれも天然記念物に指定されていて、樹齢は1000年以上。特に神代桜は2000年とも言われていてヤマトタケルに由来するとか。

一本桜だけにその存在感は大きいだろう。

逆に桜が群生しているのは青森県の弘前城公園(ソメイヨシノ)とか、長野県の高遠城址公園(タカトウコヒガンザクラ)が有名だが、圧巻なのはやはり奈良県の吉野山だろう。こちらは200種類3万本が色とりどりに咲き乱れる。

弘前城公園の桜は、その花びらが外堀に降り注ぐことから堀一面が桜色に染まる。その光景を「花いかだ」と呼ぶらしい。日本人の美的感覚は研ぎ澄まされている。




桜は基本的に幹や枝が黒いので、花が開くとその色合いが際立って来る。

酒を飲むなら夜桜なんだが、まだこの季節の夜遊びは寒い。

ポットに緑茶を入れて、ようかん片手に昼間の散歩が良いようだ。

それともどこかに緋毛氈でも敷いた茶屋でもないかいな。「おばちゃん、ダンゴひと皿ね」とか言って・・・(お前はしんベヱか。あ、忍たま乱太郎のことね)

お茶が飲める飲めるぞーお茶が飲めるぞー、っと。

しかし不思議な植物だ、葉っぱも出さない先から花を咲かせるのだからどれだけ向上心が高いのだろう。



皆さん、ご機嫌よう。


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