平成事情

考えてみると平成28年だ。

つまり22歳で大学を卒業したとして22+28で50。

現在の社会人のほぼ過半数が、平成時代の社会しか知らない可能性が高い。

平成ってのは極端な言い方をすればバブル景気がはじけ飛んで真っ逆さまに坂道を転がり落ちた時代の幕開けだったわけ。

アベノミクスだ何だと今でも言っているくらいに、本格的な回復にはまだ至っていない。

小泉が明言を吐いた。『自己責任だ』と。

民主に政権を持たせたのも、ある意味では国民の『自己責任だ』ったのかも知れない。

マニフェストだか何だか知らないが、日本経済を徹底的に破壊したのはこいつらだった。何ひとつ有益な結果を残していない。

全てにおいて素人の集団だったから、霞が関の官僚たちに良いように玩具にされただけの政権だった。

ガソリン税を撤廃するの何のと言っておきながら、結果的にはどじょうが消費増税を持ち込んだのも、財務官僚にコントロールされてたからだし、コンクリートからヒトへと言いながら八ッ場ダムの建設工事は止められなかった。

宇宙人が沖縄で『最低でも県外』とやらかした後遺症はいまだに続いている。

負の遺産しか残していない。





先日広島の中学校で生徒が自殺した問題の原因を教員が作っていたことが暴露された。

今度は神奈川の藤沢で生徒が授業をボイコットする騒ぎが起きている。

事の顛末はこうだ。

昨年4月、2年生になったばかりの生徒が、白血病を患っていたことから服用していた薬の副作用で吐き気を訴えた。

授業中に保健室へ行きたいと申し出たが、教員は『吐き気ぐらいで授業を抜けるのか』と返事したという。

生徒はその場で泣き出し、翌日から約2週間不登校になった。

通学を再開しても当該教員の授業だけは拒否しているとされ、9月になって保護者から相談を受けた市教委は初めて事実を知ったという。

現在はSNSが発達していることから、広島にしても藤沢にしてもこのテの情報はすぐに拡散する。中学生らは自分のこととしてLINEに書き込むからだ。

だからこれまでと同じような対応で処理しようとすると、教育委員会は足元をすくわれる。

現場の教員は平成時代の社会しか知らないために窮々として生徒ひとりひとりの表情や態度を見守る余裕を失っている。

広島の場合は、万引きという事実にない情報をもとにした進路指導が原因だったが、なぜ別の生徒の名が入力されたのか、実際に万引きをした生徒は推薦を受けている事実をどう考えるのかといった混乱が今も続いている。

学年主任による私立高校への『人身売買ではないのか』といった疑惑まで持ち上がっている。

疑惑はあくまでも疑惑でしかないが、藤沢の出来事を考えれば、この職業はどこまで素人仕事を許すのかといった不安をかきたてられる。

平成28年だから、すでに平成生まれの社会人がどんどん巣立っているのであって、経済的な余裕のない社会で「ゆとり教育」を強要されバランスの悪い育てられ方をした子供たちがこれからの社会の中心になろうとしている。




これからの小学生や中学生に言いたい。

『逃げるべき時は、お逃げなさい』と。

辛坊するほどこの国の価値は高くない。




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