ターミネーター

人類が産み出した物の中で、すでにコントロール不能になっている物がある。

社会主義と資本主義だ。

それだけではなく、原子力においても人類は「負」の面を克服できていない。

フィンランドのオンカロは有名だが、我が国はまだ使用済み核燃料の処分地すら決まっていない。

「もんじゅ」をどうするかでモメている有様だ。

物事には「表と裏」があるのは当たり前であって、それを「陰陽」だとか「明暗」だとか言って思想を育てたのがアジアだったはず。

ナチス・ドイツがミサイルを開発すると同時にジェット戦闘機を造ったのは有名な話で、それが「裏と表」だったからだ。

どっちが敵に渡っても、対抗できる手段を講じていた。

しかしアメリカの無知な政治家が、対抗手段の見通しもない原爆を造ってしまった。

世界一の原子力艦船を持つアメリカも、放射性物質をどうやって廃棄しているかは公表していない。




さて、ホーキンス博士が警告した「人工知能は人類を滅ぼす」という話について、イギリス映画が「エクス・マキナ」という作品を公開した。

まぁこの映画の説明は省きたいのだが、本当に人工知能が人類の脅威になるのか、と考えた。

現在、イラクやアフガンで多くの兵士を死なせてしまったアメリカは、できれば地上戦はしたくないとの方針から、無人偵察機や無人攻撃機などの開発を急いだ。

すでに空母から離発着する無人攻撃機も実現させている。

ところがシリア内戦で誤爆が相次ぎ、味方の将兵を殺しまくっているらしい。

これはまだ人間が遠距離操縦をしているためだと言われ、そのうち人工知能が搭載されれば、そのような失敗は起こらないのだそうだ。

つまり確実に狙った獲物を仕留めると言うわけだ。

そして軍事境界線を持つ韓国でもロボット兵器というものが実戦投入されているらしく、人感センサーなどで自動的に射撃をするのだと言う。

まさに「ターミネーター」の世界ではないか。

それも、自動車さえろくに作れない現代(?)技術で殺人ロボットを作った日には、どんな悲劇的な未来が来るのかわかったものではない。




お掃除ロボットの「ルンバ」などといった牧歌的な技術ではなく、一足飛びに「殺人兵器」が作られている。

あながちホーキンス博士の警告も不発には終わらないかも知れない。

「ドローン」が更なる進化を果たしていると聞くし、日産などの自動運転技術も本格化している。

ブリキのおもちゃを造っていたダ○ハツでさえが障害物センサーとかを搭載している。

「そろそろ、この辺で満足しとこうや」

そう思うのは私だけだろうか。

すべての技術は軍用に転嫁され、やがてその威力は人類に向けられるのかも知れない。



初めて「ブレード・ランナー」を観たのはいつだったろう。




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