軽減税率

こういう話があるんですね。

消費増税に際して1兆円相当の軽減税率を公明党が求めている。これは前回の選挙の際に、S学会へ対して約束した選挙公約だったから引くわけには行かない。

来年の参議院選挙もあることだし、支持母体のS学会の機嫌を損ねるわけには行かないというお家事情があるわけ。

それに対して自民党(官邸とは別の、いわゆる党)の谷垣幹事長は「4000億円で話をつけるように首相から言われた」と述べているものの、安倍首相は「そんなこと言うはずがない」と真っ向からこれを否定している。

つまりどういうことかと言うと、谷垣さんという人は森内閣を打倒しようとした「加藤の乱」にあったように一本気の人なんですね、とても腹芸ができる人じゃない。だとすればこの数字はどこから出て来たのか。

4000億円という数字の出処は財務省なのではないかと。

そう仮定すれば、消費増税に否定的な官邸と、増税の実施を何が何でも進めたい財務省との「静かなる戦い」が繰り広げられていて、財務省がリークした「4000億円」が独り歩きし始めると、増税が既成の事実になってしまう。

それが財務省の狙いではないかということ。

なぜ財務省が増税に走りたがるのかは、これまでに何度もこのブログで説明してきた通りに、各省庁や地方自治体への分配権限を財務省が一手に握っているのであって、財布の中身は多ければ多いほどその権限も巨大化する仕組みになっている。

その権限を維持することによって、将来的な天下りさえも確保できる。財務省と言えばかつての大蔵省ですからね、どんな省庁の官僚も頭が上がらない。

それに対して内閣はアベノミクスの成功をどうしても実現させなければならず、5から8へ上げた消費税によって想定外の景気の落ち込みを経験した官邸は8から10へは慎重すぎるほど慎重にならざるを得なかった。

谷垣幹事長率いる自民党は、大阪のダブル選挙を見ればわかるように大阪市長に自民党の候補を立てて公明党にも選挙協力を求めていた。

しかし官邸の安倍と菅は、大阪維新の会の橋下との距離を縮めていて公明党と仲良くしようという雰囲気を示さない。

さらには、来年7月に予定されている参議院選挙に合わせて首相権限で衆議院を解散し、同日ダブル選挙に持ち込むならば公明党の選挙対策は非常に困難になるから、どうあってもダブル選挙にはしたくない。




つまり話を整理すれば、公明党は消費増税に合わせて軽減税率を実施したいし、来年の参議院選挙は衆参同時にしたくない。

自民党はと言うと、どこから出た話かはともかくとして4000億円規模の軽減で済ませたい。

官邸は増税そのものを凍結したいし、そのためには来年同時選挙をやって「国民の支持を得た」という錦の御旗を手にしたい。

財務省はせっかく野田を騙して増税法案を可決させたのだから、どんな手を使ってでも必ず10%にしたい。

四者四様の立場があるわけ。

そしてかねてから私が言っている「社会保障費の財源」は、マイナンバー制度によって脱税がしにくい社会になるということ。

サラリーマンの副業であるとか、個人経営の会社も節税がしにくくなることによって、税収を確保しようというもの。

増税が凍結されれば公明党が主張する軽減税率も必要なくなるのであって、経団連が言っているように財務処理の複雑化からも逃れることができる。日本のGDPが成長基調になれば自ずと税収はアップする。

S学会ごときがどうだこうだは意味を成さなくなって来る。

はっきり言えばそういうことでしょ?

すでに大阪では自民党の惨敗が決定して、橋下の嫌いな公明党も鳴りをひそめてしまった。

筋書きは読めてるんですね。

ただこの簡単なシナリオを新聞やテレビは一切扱おうとしない。

財務省からにらまれるからですよ。広告収入が減っている昨今は、公明党も敵に回したくないのがメディアです。新聞の購読者もどんどん減っているのに輪転機を回してくれるのが聖教新聞だからです。

官邸と財務省が血みどろの戦いをやっているなんて、口が裂けても言えないんですね。

新聞やテレビが言わないからと言って、「そんなのウソだ~い」と脳タリン状態になっていると、どんどん取り残されてしまいますよ。

いやホント。

テレビでは盛んに言っていますよね。軽減税率はどこまで適用されるのか。コメは良くてなぜパンはダメなのか。電波と時間の無駄なんです。

安倍首相は言いましたよね。「リーマンショック級のアクシデントが起きなければ」と。

だから来年の衆議院の解散総選挙は「リーマンショック」が起こらなかった場合の保険なんですよ。

もし安倍さんが「消費税を上げたくないから国民の信を問う」と言ったら、野党はどんな反論をするんでしょうか。

共産党のように「消費税を0%に」と言えますか? 高齢化を抱える野党の皆さん。

自衛隊の装備も進めなければいけないんですよ。

選挙に持ち込めば、みそぎを受けていない官僚たちは黙るしかないんです。

役人が偉かったのは、御巣鷹山で終わった話だ。無責任な役人ばかりで、2020年のオリンピックがまともに開催できるはずがない。




民主党のブンレツ? そんなのど~でも良い話です。

フランケンとモナ夫が別れようが、痛くも痒くもありません。




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