Xバンドレーダー

最近、あれこれ考えることが億劫になって来たので、『空母ばなし』の再延長で・・・。

京丹後市にXバンドレーダーがあると書きました。

「耳にしたことはあるけど、それいったい何者?」

あのね、昔から船にはレーダーが付いていて小型の遊漁船なんかでも操舵室の上でクルクル回ってるじゃないですか、レーダーが。

でも最近の自衛艦には回るものは付いてない。

特にイージスとかになると、ブリッジの壁面に平べったいキッコーマンのマークのようなのがへばりついている。

あれはSPYレーダーと言って、パッシブ・フェーズド・アレイと呼ばれる固定式平面アンテナのこと。

デジタル・カメラに固体撮像素子が使われているように、ここでも固体アンテナ素子が並べられているわけ。

しかしこれはSバンドで、3GHz帯の周波数になっています。

この帯域はマイクロ波のひとつであり、UHF(極超短波)からSHF(センチメートル波)にかけてのものです。

出力は平均64KW。

イージスだけではなく、ミサイル巡洋艦とかミサイル駆逐艦なんかにも搭載されている。

一方でXバンドというのは、同じマイクロ波なんですが9GHz帯なんですね。

軍事用の他に気象衛星なんかにも使われています。分解能が高くて、ゲリラ豪雨なんかもこれで監視すればばっちり。

UHFのことを極超短波と書きましたが、波長が1~10メートルの電波をメートル波と呼び通称VHFと言います。

地上波放送がデジタル化されてUHFに統一されたことがありましたが、放送電波にVHFを用いていたのはとても贅沢で無駄が多かったからです。

波長が長いと大気や水中での減退が少なく、たとえば潜水艦の無線通信などに用いられることもあります。

通信と言っても、送り手側が一方的に送り出すだけだと潜水艦の存在は索敵されません。受信するだけであればラジオと同じなのです。

地デジが始まった当初、ビルの陰になったりしてテレビ画面が乱れるなどの苦情が相次ぎました。

VHFに比べてUHFは減退率が高いからです。

ただし波長が短いので、より多くの情報量を運ぶことができる。

だから地デジの開始とともにデータ放送が可能になりました。テレビドラマを観ながら、データ放送の天気予報とかが観られるわけです。

一般的な防空システムや戦闘機などのレーダーには波長が30~100cm程度の電波を用いるのですが、Xバンドになると2.5~3.75cmのマイクロ波を用いるんですね。

しかも地上配備型のXバンド・レーダーは、123㎡のレーダー面に81,000個ものレーダー素子を並べたフェーズド・アレイ型で、平均出力は170kW(17万ワット)もあります。

4000km先のミサイルの弾頭をキャッチできるんですが、その出力の高さからもの凄い騒音を24時間発していて、強烈なマイクロ波が周辺環境に悪影響を及ぼすとも言われているようです。

もっとも、他国から飛んで来る核ミサイルで焼け野原になっては元も子もないのですが。

南朝鮮(自称・韓国)が、次期戦闘機に選んでいるF-35について、アメリカに技術移転を求めている項目の一つに、戦闘機搭載型のフェーズド・アレイ・レーダーがあるんですが、アメリカは日本のライセンス生産は認めても南朝鮮には許可していません。

それはXバンドレーダーを用いたTHAADミサイルを拒んでいるからです。

日本の自衛隊と同じ戦闘機を持ちたいけれど、中国に睨まれる軍事設備は持ちたくない。

いかにも朝鮮らしい価値観です。

フェイズド・アレイ・レーダー技術が朝鮮へ渡ると、パクがキンペーに持って行く危険があるからです。

キンペーは台湾のウマに渡す危険があるからです。

そしてTPPを邪魔したい中国は、スプラトリーにXバンドレーダーを置く危険性があるからです。

こうやってつながって行くのです。



SEALDsの皆さん、ご機嫌よう。






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