2隻の空母の挟み撃ち

日本近海でアメリカ海軍の原子力空母ロナルド・レーガン(母港横須賀)に中国の攻撃型潜水艦が接近したという話題をご紹介したのですが、実はこれとは別にセオドア・ルーズベルトという原子力空母がインド洋に展開していました。

これはアメリカとインドが主催する共同訓練のことで、「マラバール2015」と名付けられたものでした。

空母セオドア・ルーズベルトは、ニミッツ級の4番艦として1986年に就役した老朽艦ですが湾岸戦争などにも投入され実戦経験は豊富です。

母港は大西洋側のバージニア州にあるノーフォークで、世界最大の海軍基地と言われています。首都ワシントンやニューヨークなどの守備を担っている基地であり、同時にNATOの司令部があるところでもあるんですね。

そんな基地が9.11同時多発テロを見逃したというのがどうにも解せないのですが、今回のテーマから逸れるのでそっちには行きません。悪しからず。

なぜインド洋で展開する「マラバール2015」に、ホノルルに司令部を置く第7艦隊所属の空母ではなく、アメリカ艦隊総軍(旧第2艦隊)所属であるセオドア・ルーズベルトが派遣されたのかというと、そこにはシリアへ関わろうとするロシアの動きがあったから。私はそう読んでいます。

一方で横須賀を母港とする第7艦隊のロナルド・レーガンは、韓国海軍との共同訓練と称して東シナ海をうろついています。

北にレーガンを配置して、南にルーズベルトを置いた。

あからさまな中国の挟み撃ちです。

しかも大西洋側のバージニアからルーズベルトを派遣させたと言うことは、中東情勢へのけん制でもあったわけ。

ここへ来て、中国は台湾のウマと会談している。

プーチンだって民間の旅客機が墜落したのだからそういつまでも黙ってはいないでしょう。

ほら、確実に世界は軍事色を帯びて来ている。どこかの愚か者たちが『戦争反対』と国会議事堂を取り囲んだけれど、反対を叫びたいのであれば中国大使館の前でやるのが本当。

そして、このルーズベルトにぴったりと寄り添って「マラバール2015」に参加したのは、舞鶴を母港とする海上自衛隊の護衛艦「ふゆづき」(5100トン)だったわけです。

この意味がわかる方、どなたかいますか?

「日本は血も汗も流さず、アメリカ軍に守ってもらっている」なんて寝言を言う子供が少なくないんですが、先日も申し上げた通り空母は単独では行動せず、必ず巡洋艦や駆逐艦などの作業分担のチームワークとして展開するのであって、そのワークショップの中にしっかり入っているのが自衛隊なわけです。

マラバールは基本的にインド海軍とアメリカ海軍の共同演習なんですが、日本やオーストラリアなどの周辺国が参加することもあって、海上自衛隊の参加は2年連続4回目です。

「ふゆづき」は今年の9月26日に舞鶴港を出港し、帰港予定は明日の11月10日となっています。

200名近い自衛官らは、約2カ月間の海上任務を務めているわけであり、「アメリカ軍に守ってもらって」いるわけがないんです。

しかも母港は舞鶴ですよ。朝鮮半島やウラジオストックににらみを利かせている港です。

京丹後市にはアメリカ軍のXバンドレーダーが配置されていて、第7艦隊所属のイージス駆逐艦「ジョンSマッケイン」(母港・横須賀)などが出入りしている。明らかに北朝鮮の長距離弾道ミサイルに照準を合わせているわけです。

「ジョンSマッケイン」は弾道ミサイルを迎撃するSAM3や巡行ミサイルのトマホークなども装備している艦船であって、南朝鮮(別名・韓国)がいかにTHAADミサイルを拒もうとも、舞鶴で睨んでいるわけです。

わざわざそうした港から「ふゆづき」を派遣させたのにはどういう意味があるのかを考えれば、世界の緊張度を読み解かないといけない時代に入っているということですよ。

「安保法案反対」「原発再稼働反対」「沖縄新基地反対」つまり何でもかんでも現政権に反対するだけの愚かな集団が何を理解しているかというと、世界の現実を何も知らないということが読めて来る。

こんなのが大学生ですからね、少子化と言えどもこんな連中ならいない方が何百倍もマシですよ。

その愚民の背後にいるのが悪名高きあの党とこの党と、そしてこの党に尻尾を振るそっちの党でしょう? 世界で起きていることが何もわかっていないんです。

どこかのスーパーが「韓国フェア」をやったと言って「大盛況だった」と韓国の聯合ニュースがわめいている。そのヒマがあったら野球に勝ってみなさいよ、アホらしい。




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