台中の現実

台湾に関するニュースを読んでいた。

いわゆる馬英九総統と習近平国家主席とが会談するというものだった。

これはあからさまな民進党へのけん制であって、台湾の独立志向を粉砕すべく動いているものだ。




しかし、一方で沖縄の県知事選において翁長候補の後押しをしたのが在福岡の中国総領事だったと言われている。

陰でこそこそ動き回って、米軍基地の移設に賛成していた翁長をうまいこと洗脳して反対派に仕立て上げたうえで立候補させ、有権者を中国の意図のままに動かして当選させた。

だからこそ翁長知事は移設反対だけではなく、「原住民」という言葉を使って琉球独立まで言い出している。

安保法制の反対に失敗したSEALDsは、その後原発反対を叫びながら、今度は辺野古移設の反対に動いている。とてもわかりやすい連中だ。




ところが、少し考えただけで中国が主張している矛盾が露見してしまう。

台湾の独立は、これを絶対に認めない。しかし沖縄の独立は支持する。筋が通らないのである。




横須賀を母港としている原子力空母のロナルド・レーガンが韓国との共同訓練のために南九州沖を通過して日本海を目指していた。

空母は単体で作戦行動をすることはあり得ず、ミサイル巡洋艦やミサイル駆逐艦などと艦隊を組んで行動する。

それには攻撃型などの原子力潜水艦も同行しているはずだ。

こともあろうに、その艦隊に中国の潜水艦が異常接近したという。

ロナルド・レーガンの警報音が鳴り響き、対潜ヘリがスクランブル発進したとされている。

ここで確認しておかなければならないことは、どの国の潜水艦であれ「海の忍者」と呼ばれるようにその行動は決して明らかになってはいけない存在なのである。

呉に海上自衛隊の潜水艦が着岸していて、佐世保にはアメリカ海軍の原潜が物資補給のために寄港することがよくある。

しかし一旦潜水してしまえば、彼らは誰からも行動を把握されてはいけないという任務を負っているわけだ。

中国の潜水艦であり、しかもそれが攻撃型だということまで把握され、世界へ向けて発表されてしまった。

軍隊として、これ以上の恥はない。




今年7月に7度目の来日を果たした李登輝元総裁は国会で、約300人の議員を前に講演した。

在日中国大使館では「中国と国交を持つ国が、台湾との政府関係を持つことへ反対する」とのコメントを出している。

なお、昭和54年に青森県の大間町が台湾の虎尾鎮と友好提携を結んだのをきっかけにして、群馬、石川、静岡、熊本、宮城、岡山と広がっている。(長崎県は台湾を拒否しているために中国総領事が置かれているが。その割にはグラバー園やハウステンボスには台湾からの観光客が押し寄せている)

群馬県内の温泉施設では、外国人宿泊者の半数が台湾からの観光客だとされている。




台湾では、返還後の香港が自由を脅かされている現実を見て、中国本土への接近に危機感を持っている国民が9割いるとされている。

それに対して中国人の間には、台湾をよその国だとする意識はほとんどみられず、自分たちの領土の一部という認識しか持っていない。

ここは一般の日本人が沖縄へ対して持っている感情と通じるものがあるように思えるが、では沖縄の人々に独立を主張する民衆がどれほどいるかというとほんの一部であることがわかる。

那覇市と名護市の民衆の、それもごくわずかなのだ。宜野湾市などは普天間から出て行ってくれればこんなにありがたいことはないと思っている。

台湾と沖縄を一緒にしてはいけない。

そして中国が台湾の独立を認めない一方で、琉球独立をそそのかしている現実にも気が付かなければならない。




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