香港上海銀行

ザ・ホンコン・アンド・シャンハイ・バンキング・コーポレイション・リミテッド、通称・香港上海銀行のことを世界的にはHSBCと呼んでいる。

香港金融街の象徴的存在なのだが、その実態はイギリス資本であり、欧州最大の金融グループとされている。

1993年(香港返還は1997年)からロンドンに本社を置くこの銀行の資産総額は2兆6000億ドル(313兆円)で、2014年の納税額は11億ポンド(2040億円)。

しかしその背景には、イギリス政府が銀行への規制を強化して銀行税を引き上げたことによる反発が出ていた。

そこでHSBCは本社を移転させようとする。

移転先の候補には香港が挙げられたが、チャイナリスクを嫌った重役会はアメリカを候補に選んだ。

返還後の香港には中国政府の支配が延びて来ていて、上海株への政府介入などといったリスキーな事案が続いている。

巨額の納税企業が転出して行こうとしていることに対して、イギリス政府は極度にナーバスになっているもののキャメロン政権が中国寄りに動いていることを止められない。

キャメロン政権が欧州連合(EU)離脱の賛否を問う国民投票をおこなうと表明したことも、欧州各地で事業展開しているHSBCは不快に思っている。

韓国系アメリカ人が多いカリフォルニアを嫌ってテキサスへ本社機能を移転させようとしている米国トヨタと、どこか似ている。

ユーロも導入せず、EUからも離脱しようと企み、そして習近平を国賓待遇で迎えるキャメロン首相は、崖っぷちに立っているのかも知れない。

まぁ、VW問題の行方次第では、遅かれ早かれそうなるのも無理はないのかも知れない。イタリアのピレリも中国資本になったことだし。

なお余談ではあるが本日29日から2日間の予定でドイツのメルケルおばさんが中国を公式訪問する。

そしてVWの新たなCEOに着任したマティアス・ミューラー氏が同行する。

VWは中国国内に2社の合弁会社を抱えており、中国との経済的関係の持続を図るものと見られている。

パクとかいうどこかのおばさんがキョロキョロするのが目に浮かぶようだ。




皆さん、ご機嫌よう。





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