相次ぐ解消

サントリーホールディングスが合弁契約を締結していた(2012年)中国・青島ビールとの事業を解消した。

住友ゴムが、アメリカ・グッドイヤーとの提携解消を完了した。

スズキ自動車は、ドイツ・フォルクスワーゲンの残りの株を最終売却、提携を完全に解消した。

味の素は人工甘味料であるアスパルテームを製造・販売するフランスの子会社「欧州味の素甘味料」の全保有株をオランダの甘味料販売業者に売却することを決定した。

また味の素は、日清食品HDとの合弁によるブラジルでの即席麺事業を解消する。

日本製紙は中国大手の「理文造紙」との資本・業務提携の解消にともなう株式の売却が完了したと発表した。

ミニストップはココストアとの資本・業務提携を解消すると発表した。ココストアはファミリーマートが買収交渉に入っているが、セブン&アイHDは「あまり効果はないのでは」と話している。




日本製紙と理文造紙との問題は、中国側の経営者が「もう教わるものは何もない」との三下り半を突き付けた格好になってはいるものの、それ以外のほとんどが先々の利益に懐疑的になっていることが読めて来る。

だから経済界で「ガラガラポン」が始まっていると見た方が正しいだろう。

これにはTPPの大筋合意が関係している点は間違いがない。

中国マーケットも敏感に反応している。

中国の国有化学大手の「中国化工業団(ケムチャイナ)」は、イタリアのタイヤ大手のピレリを買収することで筆頭株主と合意した。買収総額は71億ユーロ(約9300億円)にのぼる規模で、中国におけるM&Aとしては過去最高。

まぁ国有企業なのだから金は「刷れ」ば良いのだし欲しい物はいくらであれ買うことはできる。ドル建て取り引きではなかった場合の話。ユーロ建てだったとしても、VW問題で急落するのは必至だ。

イタリアの株主が紙くずをつかまされないことを祈るのみである。

しかし上海の株式市場が暴落し、政府が巨額の資金で買い支えるといった混乱が起きている最中の出来事とすれば「見境なく」といった反応が各地で出ている。

これもまたTPPの影響かも知れない。

中国と韓国はTPPに関して、かなりナーバスになっていることは確かなようだ。

少なくとも、日本の経済団体が中国から引き潮状態になっている点は否定できない。



「ケムチャイナ」と聞いて、韓国語の「ケンチャナヨ(どうにかならぁね)」を思い出したのは私だけだろうか。


【加筆】

グリコのポッキーが、韓国ロッテに勝利した。

新日鉄の方向性電磁鋼板も韓国のポスコに勝利した。

ノーベル賞までが韓国を置き去りにしている。

朴大統領はそろそろ白旗を上げないと、中国の習主席のように米国から無視されかねなくなっている。



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