経営陣の寿命

ノーベル賞のことなんだが、名古屋大学が毎年のように輩出していた。
それに加えて、スーパーカミオカンデに代表されるようなニュートリノ理論で富山から岐阜にかけてのラインが誕生している。

京大や東大は何をしているのかと思うだろう。
『風の谷のナウシカ』に出て来る巨神兵なのだ。
腐りかけている。

潤沢な予算があり、豊かな構造にある集団は、それだけで充足しようとする。
誰かが突出しようとするとみんなで足を引っ張ろうとする。

シャープはどうだろう。
東芝はどうだろう。
ソニーはどうだろう。
そしてJRは無事故運行を続けているだろうか。
世界のワーゲンはどうなった。

一説によれば、戦後の日本が工業先進国になれたのはGHQによる財閥解体があったからだという。
そのニッチに、松下幸之助だの本田宗一郎だのが登場できた背景があったのだという。
なるほどと言わざるをえない。

そのパナソニックやホンダも、やがて衰退することになるだろう。
DNAは無限に増殖できないからだ。
遺伝子の複製は、徐々に尻尾が短くなるという定説がある。生命体においてはそれが「老化」なのだそうだ。

フェルナンド・ポルシェ博士がドイツの国民車ワーゲン・ビートルを開発した時代を過ぎて、今では世界に市場を広げ利益確保に経営陣が躍起になっている。
マラソンランナーがスキップを踏んでいるようなもので、まともに長距離が走れるはずがない。
決算は単年度なのだから。

シャープにせよ東芝にせよJRにせよ、遠からずワーゲンと同じ未来が待っているだろう。
経営陣がいかに早くそのことに気が付くかどうか、そこが生死の境目かも知れない。
株主総会だけしか見れない経営陣では何もできない。

世界はいま、共産主義でも資本主義でもない、まったく新しい社会を産み出す必要に迫られている。
それがWW2後70年の世界なのだ。

あなたの子供がどの業界に進もうとしているかは、預かり知らない話である。


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