エアコンが壊れた

今日たいへんな事件が起きた。

エアコンが壊れたのだ。

なんか暑いなと思ったら、室外機が回っていない。

慌てて家中の窓を開け、扇風機をフル回転にした。

私が若い頃までは、各家庭にエアコンはまだ普及しておらず、冷房にあたるにはデパートか病院に行くしかなかった。

というか、夏は今ほど暑くなかった。せいぜいが30℃程度で、日が暮れると涼しい風が吹いていた。

ところが年々夏の暑さが激しくなって、最近では35℃が当たり前のようになっている。

世間が「温暖化だ」と騒ぐわけだ。



しかし、今日のアクシデントで気付いたことがある。

炎天下で家中の窓を開け放ち、扇風機で外気を入れると、どういうことになるか。

周囲の家々が、フル回転でエアコンを回している。

熱中症で死者が出ていると報道されているからなおさらだ。

町中の家や商店が100%の確率でエアコンを回している。

夏休みだから留守宅はほとんどなく、子供が家でゲームでもやっている。

その室外機から吐き出される熱気が、我が家に集まって来るのだ。



それだけではない。

昔の乗用車は、夏の暑い時期には窓を開けて走っていた。三角窓は便利だった。

助手席の膝元に冷房装置があるなんて、チェリーボーイだけのものだった。イスズ・117クーペだとか。

ところが今ではほとんど全てのクルマにエアコンが付いている。

だから窓を開けて走るクルマなど見かけない。

そのエンジンの熱気が街をつつむ。

だから余計にビルの冷房が強くなる。



「ああそういうことだったのか、別に地球が熱くなってるわけじゃないんだ。熱を冷やすのではなくて、ただ移動させてるだけなんだ」

快適さを求めるあまりに、邪魔なものを家の外に放り出しているだけなんだと気が付いた時、いろんなことが見えて来た。

かつてフランスのパリでも朝鮮のソウルでも、排泄物が家の外に放り出されていたという。

だから町中が異臭に包まれていたそうな。

「ソレと同じことをやってるだけなんだ」


日が暮れたいま、家々の室外機はますます回転音を高めている。窓を開けているから良く聞こえる。

今夜は団扇片手に、線香花火でもするか。




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No title

おはようございます。ついついクーラーに頼って生活してます。今朝、窓を閉め切った寝室の温度は、30℃ありました。窓を開けて外の空気をとりいれた方がどれだけ涼しい事か。目が覚めた他クーラー点けてまた寝る生活より窓開けて寝た方が涼しいのだろうか?
私には、なかなか勇気が出ませんが、朝方だったら窓開けた方良いんですね。
壊れたクーラー、困るよね。攻めて御盆まで。。。。本当は、9月いっぱいまで必要ですよね。

ピーちゃんこどの

そこまで「悟り」ができる人間だったら自発的に止めるんです。
でも私凡人だから、昨日のように「強制終了」されて仕方なく、渋々と窓を開けるからこそ「気付き」があるんです。
「危ない」と思うほど暑い日には、風呂場のドアを開けて扇風機を置き、ぬるま湯をかぶりながら弱風にあたる。飲み水も忘れずに。いわゆる「木陰の行水」ですわ。ラジオで高校野球なんか聞きながら。
これけっこう効果的なんですが、玄関はしっかりと締めておくのを忘れないように。
そして電話機は留守番にセットすること。
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