誰も右折などしていない

ここ最近、日本が様変わりして来ている。

安保法制に続いて、自民党の中から「河野発言は重大な問題」だとする特命委員会が作られた。

このことを一見すると、右と左が先鋭化してきているように見る向きもある。
沖縄でも国会議事堂前でも、正体が見え見えの団体が騒いでいるが、彼らが主張する「政治の右傾化」といった流れが実際にあるのかと考えた。

韓国メディアの論調もそこにある。「韓国は日本人が嫌いなのではなく、安倍が嫌いなのだ」と。ずいぶん主張を替えて来たじゃないか。
「歴史認識が間違っている」と言ってたんじゃなかった?
「戦争犯罪」だと。
「侵略」だと。
安倍総理さえ片付けば、戦争犯罪とか侵略とかいった問題は消えてなくなるの? そんなバカな。無茶言ってはいかん。

国内の左派の連中の叫び声が大きくなっている点は否定できないが、一方の右派が本当に右へ向かって突っ走っているのかどうかだ。

例えば安保関連法案について言えば、異常な状態を正常な状態に修正しようという作業だと私は受け止めている。
別に正常なものを異常にしてやろうとする行為ではなさそうに思えて仕方がない。
「子供を戦場に行かせない」として、若いママさんたちが炎天下に子供を連れ出したとか。
言ってることとやってることがバラバラになっている。
思考力を有する人がやることではない。感情的な行動に出れば、韓国での反日デモと同じことになる。

評論家の青山氏も言っていたが、集団的自衛権とは「当たり前の国にする」ということであって中韓以外のほとんどすべての国が賛成している。
一国だけの「個別的自衛権」だけでは他国の攻撃から自国を守ることが困難になりかねない。だから同盟国を作ろうとする。それによって世界は軍事バランスを保っている。
日本が「集団的自衛権」を確保することで、日本への攻撃がより難しくなって来るし、日米地位協定も改定しやすくなって来る。

日本国内で犯罪を犯した米兵が、勝手に帰国したりすることも少なくなる可能性が出て来る。
つまり米軍基地がある地方の治安が良くなるかも知れない。
航空自衛隊のスクランブル発進も、回数が減るようになるだろう。
中国やロシアは、日本へのちょっかいがし難くなるわけだ。
戦闘行為に至る危険性は、減る? それとも増える? さぁどっち?

炎天下に連れ出した子供さんが戦場へ行く危険性は、減る? それとも増える? どっち?


そして「河野発言」に関する問題だが、こんな騒ぎはもっと早くに起きるべきだった。
遅きに失したがために、慰安婦像とかクマラスワミ報告書などの課題まで日本は抱え込んでしまった。
これもまた「朝令暮改」を恐れたからだ。

自民党が作ったのは「日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会」(委員長・中曽根弘文元外相)という組織で、河野発言(談話ではなく、発表後の記者会見での発言のこと)を批判しつつ、慰安婦問題に対する政府の取り組みなどを求めている。
自民党は本日の総務会で提言を決定して政府へ提出するという。
このことを韓国系のメディアが聞けば、右だ右だと大騒ぎになるだろう。
しかし、これもまた異常な状態を正常に戻す作業であって、右も左も関係がないのである。

だから、話を整理すれば、異常な部分をほじくり出して正常にするための外科治療にとりかかろうとしているのに対して、治療を妨害しようとする動きがあるということになる。
異常なままの方が都合が良い者がいるからだ。
そのためにあらゆるデマを流して、民衆を間違った方向へ誘導しようとしている。

河野さん、年貢の納め時ですな。




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