中韓発巨大地震

韓国でのMERS感染の拡大原因となった病院名の公表の遅れが指摘されている。
最大の院内感染を起こしたのは「ソウルサムスン病院」国内最高レベルの医療施設と評価されてきたところである。

現在韓国経済は生産活動、消費活動、投資活動、輸出活動という四つの部門がすべて不振の状態になっていて国民の家計に対する負債の増大が止まらない。
そこへ来て感染症の拡大までが、観光客の激減を招き、映画やコンサートなどの娯楽産業も打撃を受けている。
韓国のシンクタンクはもとより、アメリカのゴールドマン・サックスや日本の野村証券なども韓国の経済成長率予想を大きく下方修正して来た。

伝染病が蔓延すれば、小売店だけではなく化粧品や服飾関連の製造メーカーの業績が一気に悪化することになる。
生産・消費・投資・輸出という四重苦に見舞われていながら、そこへ伝染病まで起こしてしまえば、はっきり言って「駄目押し」になる。
なぜこうした先読みが政府にできなかったのだろう。
せめて病院名を公表してさえいれば、二次三次の感染者があれほど出ることもなかったろうし、隔離対象者を何千人と出す必要もなかったはずだ。
自宅隔離ということは、会社に行けない、すなわち経済活動に直接被害をもたらす格好にならざるを得ない。

政府が病院名の公表に消極的だったのは、それが「サムスン」だったからだ。国内最大の財閥だからである。
現在の韓国は「サムスン王朝」と言っても過言ではない。
その宮殿に匹敵するソウルサムスン病院で起きたことを、小役人ごときが名指しする度胸がなかったということになる。

特に韓国ではソウルサムスン病院に入院できることが、病人にとって一種のステータスでもあるわけで、中小の病院よりも国内最大を誇る大病院に入院することは自慢の種になる。
だから見舞客はこぞって花や果物を携えてぞろぞろと訪れる。
病室でも、見舞客が多い患者ほど見栄が張れる。
遠方から足を運んでもらうほど鼻が高くなる。
要するに、病気してまでも韓国人は見栄が張りたいのだ。

そうやって二次感染・三次感染者たちが全国へ散らばった。政府の小役人が「王朝」の顔色をうかがったばかりに。

韓国経済はサムスン財閥に異常なほど依存度を高めている。
国内総生産(GDP)の約18%、輸出総額の約21%をサムスンが占めている。
当然納税額もトップであり、役人も政治家もサムスンには頭が上がらない。
その頭を上げなかったばかりに、韓国を苦しめる要素を「四重苦」から「五重苦」へと発展させてしまった。
これはもう「アベノミクスのせいだ」「朴大統領のせいだ」とばかり言っていられない構造的な問題があることにようやく国民が気付き始めている。
韓国は間もなく、アジアのギリシャに成り果てるだろう。

ギリシャの場合、働かない国民性と多すぎる公務員の数が指摘されている。
韓国の場合は極端な学歴社会と、個人での不動産投資による銀行負債のあまりの多さ。
その原因は1997年の通貨危機の際の大型倒産と失業の後遺症が完治していないことから来ている。
MERS感染の影響が8月末まで長引けば、韓国GDPは2兆円を超す損失が出ると試算されている。
感染の拡大はスローダウンしているらしいが、当初の「感染者:死者」数の比率、すなわち致死率は10%以下だったのに対して現在は「169:25」と14.8%へと上昇している。
隔離対象者は潜伏期間の関係から減少傾向にあるとは言え、まだ約4000人に上っている。

実は中国の上海で株式市場が暴落を始めたという情報もある。
膨らんだバブルの利益確定のための売りが先行しているのだという。
すでに高値で買った株が購入時を割っている投資家は、売るに売れない状況に置かれていて、それをしり目にどんどん下がっているという。
こうした「負債株主」が耐え切れなくなって売りに走り始めると、そのショックは間違いなく韓国経済を直撃するだろう。

中韓同時の経済ショックが日本を襲う。
日本のメガバンクはこれに耐えることができるだろうか。
津波はまもなくやって来る。
その目安は、6月26日。ドル建て理財商品の決済日だから。
習と馬とが切羽つまればそれは人民解放軍の思うつぼにもなりかねない。

台湾海峡波高し。



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