安倍スピーチ

まつこさんではないけれど、夜更かしして総理のアメリカ議会での演説をライブで観た。
日本の指導者がアメリカの議会でスピーチするのだから、中国とか韓国の話題を示す必要は何もないのであって、「歴史は取り返しのつかない苛烈なもの」だと表現した日米の戦いに絞った原稿はよくできたものだと感じた。
戦争を通してアジア諸国へ与えた苦しみについては、サラリと梅酒のように触れたものの、中国や韓国を名指しした謝罪などの文言は何もなかった。

それで良い。そこはアメリカ議会なのだから。日米のことに集中して何が悪い。

例えば日本軍が戦ったインドネシアはオランダの植民地だった。
そこにはアメリカ軍は一人も居なかった。
戦った相手はオランダだった。
もちろん日本の目的の一つがインドネシアの地下資源だったことは事実だが、だからと言ってオランダ兵もインドネシア人も皆殺しにしようとしたかと言うと、そんなことはない。
インドネシアはオランダ、フィリピンはアメリカ、ベトナムはフランス、インドはイギリス、あらゆるアジアの諸国が白人国家の植民地になっていた。
ヨーロッパの繁栄はアジアやアフリカから搾取した資源で成立していた。

白人社会は有色人種を見ると奴隷にしか見えないらしく、インドネシアでも相当に虐められたらしい。(姪が現地に嫁いでいるから、詳しい話を聞くことができる)
白いドレスを着たオランダ婦人の荷物を担がされたのは、まだ5歳にも至らない現地の少年だったりしたそうだ。
メイドとして雇われた少女は、いとも簡単に乱暴されて妊娠すれば解雇される。そして大量の地下資源や農産物などが東インド会社の手でオランダへ運ばれて行き、現地には貧しい暮らしだけが残る。

これらアジア一帯に広がっていた植民地を一掃させようとしたのは日本ただ一国でしかなかった。
当時の中国は日清戦争に敗れ、王朝が滅び、国民党と共産党が内紛を起こしていただけ。
朝鮮は日本の委任統治下に置かれていて、(日本軍としての)兵士募集に群がるように応募している。
清国から割譲された台湾では、日本のインフラ整備によって近代国家の基礎を作り、高雄族などが日本軍として参加して南方戦線で活躍している。彼らはジャングルでのゲリラ戦を得意としていたそうだ。
日本以外の全てのアジアは自分のことで精一杯だったわけ。他人のことに構っている暇はどこにもなかった。
ただ日本だけが孤軍奮闘して連合軍と戦った。
日本は原爆というダメ押しで敗戦国になってしまったが、そのことによってアジア諸国が独立する道が開かれた。
日本が負った犠牲は大変なものだ。
東京大空襲クラスの攻撃を受けた国があっただろうか。
原爆を落とされた国が他にあるだろうか。
中国や韓国が何やら騒いでいるが、どっちが加害者でどっちが被害者だと言うのか。
私は被爆者二世である。

首相の演説に話を戻そう。
バイデン副大統領は「アジア諸国に共感を示した点に最も好感を持った」と評価している。
実は安倍首相の議会演説を妨害しようと、事前に韓国系団体が露骨な工作を進めていた。
副大統領が知らない訳がない。

イタリア系アメリカ人はアメリカ人だ。ロシア系アメリカ人もアメリカ人だ。だが韓国系アメリカ人はアメリカ人ではない。彼らは韓国人なのだ。
だからアメリカ国内で韓国のための工作をやろうとする。それに最近気が付き始めたアメリカ人は鼻をつまむようになって来ている。
バイデン副大統領が安倍演説を好評したのは、韓国系団体への当てつけという意味合いも少しはあったのかも知れない。
モンデール元駐日大使も「Aプラス(最高評価)だ」と述べている。

一方のマイク・ホンダ下院議員は声明を出した。
「慰安婦に対する旧日本軍の組織的残虐行為の責任から逃れようとすることは恥ずべきことだ」と。
どうして日本の総理大臣がアメリカの議会で演説するのに、従軍慰安婦などというテーマを持ち出さなければいけないのか理解に苦しむ。
そもそもアメリカの公文書で「旧日本軍による慰安婦の強制連行はなかった」と明らかにされていることではないか。
マイケル・ヨン氏に聞いてごらん。トニー・マラーノ氏でも良いよ。
アメリカの公文書で否定された話について、アメリカの議会で安倍さんが「謝罪」する訳がないじゃないの。そうでしょ?

アメリカの議会員というものは、上院議員と下院議員に分けられているのだけど、一般有権者が投票で選ぶことができるのは下院議員だけ。
上院議員は下院議員が選ぶ。
つまり下院議員であるホンダは常に票田を意識し続ける必要があるわけ。
それは票でありカネでもあるわけ。
だから韓国系市民の耳に心地よいような発言を続けるしかないってわけ。

そして本日の中国メディアは「歴史問題と慰安婦問題への謝罪を拒否した」と強く非難した。
演説の何を聞いていたのだろう。
安倍総理は『希望の同盟』と表現して、日米同盟を誇張している。
子供じみた勘違いがあるのではなかろうか。
日米同盟を強化しようとする流れの中で、対立する中国への謝罪など出るはずがないではないか。バカも休み休み言うが良い。

安倍首相のことは個人的には多少好き嫌いはあるのだが、いま舞台に上がっている役者の面々を見てみよう。
オバマ、安倍、習、キャメロン、メルケル、プーチン、そして朴。
さて、主役は誰だ?
劇のクライマックスで誰が名演技を打つかどうかはまだわからないけれど、習と朴は舞台のそでで半分カーテンに隠れているような雰囲気だ。もう少しで朴は楽屋に下りて弁当でも食うだろう。
だからこそ大声で野次を飛ばしているのだろうが、どうにもみっともない。

昨夜の安倍スピーチで第二次大戦で若くして命を落としたアメリカ人兵士に哀悼の意を表し、スタンディングオーベーションを受けた。
安倍氏は硫黄島に足を運び、埋もれたままになっている日本兵の魂に向かって土下座をしている。
靖国神社への参拝もそうだ。
つまり、アメリカ兵の魂へ哀悼の意を表し、それが歓迎されるのであれば、靖国神社への参拝のどこがおかしいのかという論法になる。
対立国である中国ならまだしも、韓国は靖国参拝に文句を言えなくなって来る。

朴ちゃん、いよいよ切羽詰って来たらしい。



皆さん、ご機嫌よう。






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No title

>一般有権者が投票で選ぶことができるのは下院議員だけ。

事実誤認があると思います。
アメリカ大統領選挙と混同してないでしょうか?
米国の上院も下院も直接投票で選挙されます。
上院は人口に関係なく各州2名、下院は人口比例という
違いはあります。
大統領選挙は大統領選挙人を選ぶ投票を行う間接投票に
なります。

Re: No title

ご指摘ありがとうございます。
不勉強な部分があることはどんどん突っ込んでください。
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