DHCの悲劇

2015年4月3日、Jリーグの鹿島アントラーズ対サガン鳥栖の試合において、「前代未聞」とも「史上最悪のファウル」とも呼ばれる出来事が起こった。
アントラーズのMFである金崎選手とサガンのDFキム・ミンヒョク(韓国代表)が競り合いとなり金崎選手が転倒した際に、キム選手が金崎選手の顔面に強い蹴りを入れたのだ。
本来ならばレッドカードで退場となるケースだが、主審の位置からはよく把握できなかったと見られ、イエローカードで済まされた。

ところがビデオ画像がその瞬間をとらえていて、インターネットの動画共有サイトを通して世界中に流されてしまった。
この行為は、アクシデントによるものではなく、明らかに故意による「蹴り」だった。
蹴られた金崎選手の頭部は、ピッチにバウンドしている。

しかしここからが見ものだ。
ファウルを取られイエローカードを受けたキム選手は、納得がゆかないような不服そうな表情を見せていたが、その青いユニフォームにはしっかりとメインスポンサーのロゴが輝いていたのである。
そして、この一連の「暴行」は全世界に流れ、サッカーファンから激しい非難をキムは受けることとなる。
鹿島アントラーズも正式な抗議をJリーグ規律委員会に文書で申し立てた。

委員会ではすでに映像を確認しており、近日中に判定を下すとされているが、場合によったらキム選手への出場停止処分が出される可能性もあるという。
とは言えキム選手は韓国の代表に選ばれた選手だから、出場できないとなれば簡単に帰国することができる。
修復不能な痛手を負ったのは、選手やチームではなく、スポンサーである。
その名は「DHC」。

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