タヌキの尻尾が見えて来た

S原J一郎なる人物の言動を取り上げた。

ネット番組をいくつか持っていて、それなりに視聴者は付いている。ライブ配信する際に、視聴者がチャットで参加できるようにしているため、私は個人的に目障りなだけなのだが、彼なりの目的もあるんだろうと思っていた。

順番のあと先は良く覚えていないのだが、彼は最近ロシア旅行をしている。そしてベラルーシ軍とロシア軍との共同訓練をやった際には、「人数の規模から言って、あんなもんじゃウクライナの侵攻は不可能ですよ。絶対に戦争は起こらない」と明言していた。そして先日掲載した通り、2月20日の参政党の路上演説で、「非はウクライナにある」と唾が飛ぶような大声で訴えていた。

Ａ宮殿下の件も、我々庶民は事実関係が調査できないような（つまりフェイクだかファクトだかわからない）話をしきりに持ち出して、ご夫婦に対するイメージを悪くさせようと必死になっている。繰り返すが、彼が言っていることの真偽は確認する方法がないことだらけ。嘘とも本当とも断じることができない仕掛けになっている。

最初のうちは（なかなか面白いオッサンだな）という感覚で動画を観たりもしていたのだが、彼が主張したことが、後日になって「まるきり反対だった」なんてことがポツポツと目につき始めた。

（面白いオッサンではなく、怪しいオッサンだったのかも知れない）と思い始めた矢先の4月1日金曜日の虎ノ門ニュースを観て、はたと膝を打った。

解説者としてレギュラー入りした長谷川幸洋さんが、日本国内に住む「親ロ派」のことに言及したのだ。長谷川さんの話には具体的な人名は出ていなかったが、話はサハリン2の件からの流れで、近い将来にパイプラインを敷設する際の計画地域（札幌周辺）が、すでに政府関係者によって買い占められているという。

広島の岸田が「サハリン2は、計画通り進める」と明言したことで、利権に群がっている者どもの歓喜の声が聞こえて来る。広島ガスもその内の一つだろうし、財界だけではなく学者の間にも「親ロ派」が多いという。

この話を聞いたとき、真っ先に浮かんだのがS原J一郎氏の顔。何から何まで符合している。だとすれば、執拗なほどにA宮夫妻をイメージダウンさせようとしているのも、何か魂胆があってのことなのかも知れない。

「おや？　ガスでも漏れているかな」と感じるほどうっすらとした怪訝な感じが、今朝の長谷川さんの発言で一気に結実した。こういう時の私の直感は、えてして良く当たる。




参政党さん、だから早く動画を削除しなって。悪いこと言わないから。せっかく良い人材を集めたのに、あの動画を放置したんじゃ、選挙に失敗するよ。

エイプリルフールじゃないからね。


【捕捉】

A宮家のことは、以前にも少し触れたが、ワーゲン・ビートルを不真面目に改造したクルマで遊び回っていたのがあの夫婦。私は決して彼らを擁護しているのではないので悪しからず。学習院に入れなくしたのは、自分たちで墓穴を掘ったからでしょう。

野球選手の「追っかけ」をしていたとするM子さんと、どっちもどっちの感じはするんだが。