二つの誘拐事件

韓国のことには触れないはずだったんですが、イスラム国で人質になった後藤健二さんと韓国政府によって拘束されている産経新聞の加藤達也前支局長の二つの立場がオーバーラップするわけです。
どっちが優先的に解放されなければならないのか。

首相官邸前で後藤健二さんの救出を訴える市民団体が押しかけているんだとか。
はっきり言って、何でも利用して政権批判をしたいだけの人々のような気がしてならないわけです。
「だったら産経の加藤さんはどうなるんだ」と。

後藤さんは出国に当たって「責任は自分にある」と明言して行ったのであって、日本政府に100%の対応責任があるわけではない。
どちらかと言えば、殺害された可能性が高い湯川さんの救出に当たったフシがあるのであって、民間軍事会社などといった戦争ごっこをしたい湯川さんのとばっちりを受けた可能性が高いわけ。

だとすれば加藤さんの方がよほど日本政府が動くべき役目が多くないか。

一方をテロだと規定するならば、韓国がやっていることもテロだということになる。
もう何か月留め置けば話が進むのか。拉致事件以外の何物でもない。

この加藤さんの問題を棚上げしたままで、国交回復50周年を祝おうとしてもそれは道理が通らない。
両国の友好を主張するのであれば、仏像と記者を返した上で語られる必要がある。それは世界のどの国にしても同じことなのだ。

外務省が後藤さんの救出に全力を注げば注ぐほど、実は韓国で拉致されたままになっている加藤さんの負担を強いていることになる。
官邸前に集まる市民団体に対して、「味噌クソ一緒にするんじゃねぇ!!」と怒鳴りつけるメディアがないことが、我が国の汚点である。



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