新年早々の怪談

本日の日本列島は全国的に西高東低の冬型の気圧配置になっていて、西日本でも晴れてはいるものの気温が上昇しきっていない模様です。
これは、北海道の東海上にある低気圧が反時計回りであるのに対して、九州の西海上にある高気圧が時計回りなために反対の回転をする渦巻きが、シベリア寒気団を引き込んでいるわけですね。
「西高東低の冬型の気圧配置」と昔から言われて来たのはそういう論理なんです。

ところで西日本では大陸性の寒気団が流れ込む一方で招かれざる客も一緒に来ています。
西日本を中心に吹く北西風が大陸で舞い上がったPM2.5を運んで来るんです。
国が定める環境基準値は35マイクログラム/立方メートル以下となっていますが、本日9日現在で岡山市が34、倉敷市が32と出ています。
これが午後にかけて、西日本を中心に上昇するものと予想され35~70と見込まれているようです。
特に中国地方と九州北部では夜になって特に高くなり50~70、その他の地域でも35前後と予想されているようです。

3連休に入る明日の西日本では50~70の予想が出ていて、四国地方では10日午前中に70を超える地域が出ると見込まれています。
これは中国での暖房にまだ大量の石炭が使われていることも原因の一つになっているようで、日本の主要メディアは一切報道しませんが、中国で消費される石炭には内モンゴルで発見された世界最大の石炭層がウラン層と混ざり合っているとの情報があって、中国の石炭火力発電所の周辺の放射能汚染が深刻化しているとか。
YouTubeで「ウラン混合石炭」と検索すれば数多くの情報がアップされています。
西日本に吹く北西風とは、実はこの内モンゴルから来る風なんですね。

話はちょっと変わるのですが、A香港型のインフルエンザが大流行していて、全国的な警報が出ています。
このインフルエンザを正しく理解しておきましょう。
潜伏期間は約3日。
この間は感染力のあるウイルスを出すことはありません。
しかし約4日後から発症し、それがほぼ5日間継続して発症期間になり、他者への感染力を持つと同時に、発熱・関節痛・筋肉痛・悪寒、などの症状を示します。
幼児や高齢者などはこの症状を受けて、肺炎などの合併症を招く恐れがあって重篤な状態に陥ることがあります。

まずどこからウイルスを持ち込むのかというと、圧倒的に多いのが「人ごみ」。集団率が濃いほど感染リスクも増える訳であって、通勤電車とか教室とか待合室などの外気が遮断された密封空間がリスクが高いとされているようです。
つまり最近で言えば学校の始業式。
冬休みを終えて、子供たちが学校に戻って来たのが1月8日。仮にこの日に感染したとして、潜伏期間が3日だとすれば、発症するのはいつ? そう日曜日の11日ですよね。
3連休の中日です。
そしてその翌日は成人の日。
振袖などで着飾った若者たちが、一斉にファッションショーよろしく集まって来る日なんですね。もうインフルエンザ・ウイルスにしてみれば願ったり叶ったりの環境なんです。
その「成人式会場」で感染した人々が、潜伏期間を過ぎて各学校や職場に戻って発症時期を迎えるのが1月15日前後。
その中に病院勤務の看護士さんとか、保育所勤務の保育士さんとかがいたら爆発的に感染拡大が起こるでしょう。
東京ディズニーランドに遊びに行こうと計画している学校の先生、いませんか? あそこでも成人式が行われるんですよ。
だから、現在すでに警報レベルなんですが、今月後半くらいになると記録的な感染拡大が起こる危険性があるように思います。

まだ抵抗力がある年代は、うがいや手洗いだけで一程度の抑制は効くでしょうけれど、基礎的な疾患を持つ人や乳幼児などは厳重な警戒が必要だと思います。
新年会などしている場合ではなさそうな気がするのは私だけでしょうか。

さらに現在はA型ウイルスが主流ですが2月頃からB型が流行り出す可能性が指摘されていることから、ワクチン接種を受けたからと言って、過剰な安心感は持たない方が良さそうだとも言われています。
不特定多数の人が利用する洗面所でのコツは、使い捨てのペーパータオルを使うことと、手の水滴を吹き飛ばす乾燥機を利用しないことなんだそうです。微生物を飛び散らせる危険性があるのだとか。

家庭でも加湿器への過剰な期待は持たない方が良いそうで、濡れタオルを部屋干しした方が安全な場合が多いのだとか。特に赤ちゃんが居る部屋では、音波加湿器はウイルスを飛び散らせている場合が多いらしく、消毒用洗剤などで洗ったタオルをかけておいた方がよほど安全だとか。

1961年に発表されたG.J.Harperの研究論文によると、湿度20%の環境で室温10℃から22℃に変化させた場合にインフルエンザウイルスは微増したのに対し、湿度50%の環境で室温10℃から22℃に変化させた場合、ウイルスの生存率は45%から約8%までに激減しました。
これは湿度を80%まで増やしてもほぼ同様の研究結果になったようです。
つまり屋内の湿度は50%あればそれ以上はあまり意味がないということを示すものであって、通常であれば50%を切る場合は乾燥注意報が出されるような状態です。
ですがこれは屋外のことであって、室内では窓ガラスの結露などで簡単に「異常乾燥」の状態になることがある。
つまり湿度20%などといった異常なことが屋内だと往々にして起こり得るということ。
つまり屋外よりも屋内の方が乾燥しやすくなるということです。
では、そこで屋内の湿度を上げるにはどうすれば良いのか。ずばり、窓を開けて換気するだけで良いのです。もし屋内に咳やくしゃみをしている人が居たとしても、それらのウイルスは窓の外に出してしまうこと。その上で改めて暖房するという方法。
屋内の湿度を50%程度に保つのであれば、あまりいろんな方法を講じる必要は無く、濡れタオルを干して暖かいお茶でも飲んでいればそれで十分。
湿度を70%にも80%にもしたところで効果は得られないとG.J.Harper 氏が言っている。返ってカビやダニを増やす原因になるんです。ヤマダ電器で加湿器を買ったあげくにジャパネット・たかたで布団クリーナーまで買いますか?
あの、文化財保存の専門家だった私が言うのだから、大きく間違うことはありませんよ。

学校建築が鉄筋コンクリートになった頃から、学童にアレルギー疾患や精神疾患が増加したという報告があって、コンクリートという建材は本質的に水分を放出するんです。だからコンクリートの地下駐車場などに行くとひんやりしている。地下は水分の放出が屋内に向けてしかできないから。
周囲を冷やすんですね。それもアルカリ性のガスをともなって。毒性の怖さから言えば酸性よりアルカリ性の方が高いんです。だからコンクリートの打ち放しよりはタイルなどで表面を覆った方が良い。
これが現代人の周囲に満ちているわけ。建築工法からすると利便性が高くて扱いやすく、セメントメーカーなどの財閥が利権を手放そうとしないから戦後の日本では当たり前のように使われ続けて来た。
でもそろそろ恐ろしいしっぺ返しが始まっています。
木造住宅の良さが見直され始めているんですが、真っ先にやるべきことは小学校を木造化することなんです。それが未来の医療福祉予算を削減する方法なんです。

石炭燃料によるPM2.5とインフルエンザの流行が終わると、次には黄砂と花粉の季節がやって来ます。



皆さん、お大事に。




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