ニッカウヰスキーのお話

あのね、私お酒は飲むんです。タバコは吸いませんが、お酒は本質的に好きです。
芋焼酎以外なら、ほとんどのお酒は飲みます。(韓国のクソ酒は別)

かつて学生時代にアルバイトで働いたスコッチ専門のバーで、いろんなことを教わりました。
スコッチに限らず、いろいろなお酒の種類から飲み方まで。
ブランデーなどのクラス分けだとか、ウイスキーの熟成年代別だとか。あるいは割り水の鉱度の違いだとか何だとかかんだとか。
基本的に飲むことが好きだったので、どんどん知識が入って来るんですね。「好きだ」というところからスタートすれば、どんな難問でもクリアできるのはそんな理由からなのでしょう。

そこで教えられたことは「酒は自分に許すものだ。身分不相応の階級の酒を欲しがってはいけない。その酒に見合うべき人間になる務めを先に果たしてからでなければならない。」というもの。
だから私と同年齢の若者などが、カウンターでオールド・パーなどを注文すると、マスター・バーテンは不機嫌そうな顔で出していたものです。
その頃の私は、給料が出るとブラック・ニッカを買っていた。
価格の割に品質が良いウイスキーのトップがこれであることを教えられたからだった。
「ニッカは良い、ニッカは良い」と口癖のようにマスターは言っていた。

店で扱うウイスキーのほとんどがスコッチウイスキーで、ジョニーウォーカーとかホワイトホースとかの透明瓶。フェイマス・グラウスといった通好みの物もあった。グリーンボトルのカティサーク。ブラウンボトルのオールド・パー。ブラックボトルならバランタインのファイネスト。
それぞれに色分けされたお酒にはそれなりの理由があってそうなっている。日本酒に甘口と辛口があるように、洋酒にはソフトとハードがあるんだということもそこで教えてもらった。
だから若い娘さんなどに「お奨めのお酒は?」と聞かれたら、できるだけ色の濃いボトルを奨めろ、とも教えられた。
逆に酔い潰してやろうと思えば、透明ボトルのホワイトホースで十分だろうとも、ニヤリと笑って教えてもらった。

後のサントリーである寿屋の山崎工場でウイスキー作りを始めた竹鶴政孝が、スコットランド生まれの妻とともに北海道の余市でニッカの前身となる大日本果汁株式会社を立ち上げたのは昭和9年のことだという。
サントリーのウイスキー「山崎シェリーカスク2013」がイギリスの著名なガイド本「ワールド・ウイスキー・バイブル」の2015年版で世界最高のウイスキーに選ばれたのが今年11月のことでした。
イギリスやフランスなどでは、ジャパニーズ・ウイスキーが大評判で飛ぶように売れているのだとか。
しかし、サントリーが初めてのことではなかったんです。

ニッカのシングルモルト余市は、1987年製造分が2008年WWA(ワールド・ウイスキー・アワード)世界最優秀賞(WORLD'S BEST SINGLE MALT WHISKY)を受賞しています。
同じく竹鶴17年・21年・25年は、それぞれ2007年、2009年、2010年にWWAの世界最優秀賞を受賞しています。

この竹鶴政孝とアイルランド出身の妻だったジェシー・ロバータ・カウン(通称リタ)とのラブストーリーが「マッサン」という題名でNHKで放送され、大きな反響を呼んでいます。
竹鶴氏の生家は広島県の造り酒屋で、その名も竹鶴酒造。
季節柄贈答用の需要が高まっているのですが、この竹鶴の生家がドラマで取り上げられたことから、清酒・竹鶴は売り切れの状態にあり入手困難になっています。
正月用に1本手配しておけば良かった。

私は教えられた教訓を守り、現役時代にこそバランタインの30年とかを飲んでいたんですが、すっかり素浪人に成り果てたので今ではブラックニッカに戻っています。
でも誕生日とかに女房どのが少し上等のウイスキーを買ってくれるとチビチビとやってます。
もちろん私がニッカ好きなのを知っている女房どのは、ニッカのシングルモルトなんかを選んでくれるんですが。

韓国の中央日報の東京総局長が、この「マッサン」にケチをつける記事を載せたとか。
雑音は気にしないようにしましょう。
せっかくのフレーバーが台無しになってしまう。

それにしてもリタをモデルにして演じられる、エリー役の米国人女優シャーロットはべっぴんさんでんなぁ。
大学と大学院の計8年、演劇の勉強をしてきたそうなんですが、そっちの安定的な仕事がなくてウエイトレスなどの副業で生計を立てていたそうであり、何気なく応募したNHKのオーディションに500人の中から選ばれたのだとか。
アメリカン・サクセスストーリーならぬ、ジャパニーズ・サクセスストーリーというやつですね。
韓国紙の幼稚な中傷など、気にする価値もありません。



皆さん、ご機嫌よう。







スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR