インドネシアの研修生

昨日、ベーリング海で沈没した韓国のスケトウダラ遠洋漁船「501オリョン号」のことをご紹介したんですが、その際にフィリピンとインドネシアの乗組員が数十名行方不明になっている報道だったと引用しました。

私はかつて、YouTubeの「Youは何しに日本へ?」というファイルで、高知県室戸岬にある外国人漁業研修センターでカツオ漁を学びに来日したインドネシアの青年たち(19~21歳)49人のことを知りました。
きっと彼らは貧しい家庭の出身だろうと思うのですが、もう日本の青年たちが忘れ去ったような純粋さを持っていて、目を輝かせてカツオ漁と日本語の勉強に励んでいました。

研修所で2カ月半、日本語と漁業の基礎を学んだのち、2人ずつに分かれて実際にカツオ船に乗り、一本釣りの実習を3年間おこないます。
「49人の青春群像」とサブタイトルが付けられたこの映像は、すごく重いものを私に残しました。

家族のために家を建てるのが目標と語る青年が登場しこう言います。
「祖母がカキ氷を売って生計を立てている。祖母や父を助けるため、漁で稼いだお金を仕送りしたい。」

撮影スタッフはその2カ月後に再び研修センターを訪れ、青年たちと再会。
そして修了式とその後の乗船実習に密着取材をします。
カツオ漁だから日本列島の南岸を北上する黒潮を目指すので、寒さとの戦いはないのですが、海の荒れ方は半端じゃない。
カメラマンも新人実習生も船酔いでグロッキーになるけれど、だからと言って近くの港に入るようなことはないからただ耐えるしかない。
壮絶なシーンが続きます。

ベーリング海での韓国のスケトウダラ漁船がどういうものかはわかりませんが、こうした東南アジアの貧しい若者たちが乗り込んだであろう背景がこの動画によって見えて来ます。
日本では外国人の研修を無料で受け入れていますが、韓国がどのような仕組みを採っているかは疑わしいでしょう。なぜならば船長までが入れ替えられて書類が偽装されていたと言うのですから、外国人の乗組員に適切な雇用形態を採っているとは思えないからです。

彼ら東南アジアの若者たちが、冷たい海に沈んだかと思うと、とても悲しい気分になってしまいます。
彼らがどれほど純粋であるかは、YouTubeの動画「YOUは何しに日本へ? カツオ研修生」をご覧になればわかるでしょう。

何か、涙が出て来てしまう。


皆さんご機嫌よう。


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