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スタグフレーション

どうでも良いようなニュース。

韓国の財界第5位の位置にあるのがロッテ。その企業グループの中にロッテ酒類がある。代表製品は焼酎の「チョウム・チョロム」とビールの「クラウド」。

日本のアサヒビールはロッテの株を保有していないが、ロッテはアサヒの株を持っている。そして、韓国国内でのアサヒビールの輸入販売をおこなっているのが、ロッテ七星飲料と日本のアサヒグループホールディングスが半分ずつ出資して作った子会社の「ロッテ・アサヒ酒類」という別の会社。

今回ソウル市長らが先頭に立って日本製品の不買運動を始め、それを受け、99%近くの販売量の急減を受けた代表格がアサヒビール。

しかし売れ筋であるスーパードライは世界的に大ヒットしている銘柄であって、一定の生産計画を立てているアサヒビールの出荷量はほとんど影響を受けていない。

ただ、韓国国内における流通量が激減(と言うよりも、むしろ「消滅」)したことから、この輸入・販売を手掛けていた「ロッテ・アサヒ酒類」の業績が真っ黒になってしまった。そしてこの販売会社には多くの非正規雇用の従業員と、多くの販売代理店、あるいは契約運送会社などがあったが、これらの契約の見直しが急務になっている。

日本製品の不買運動が始まってからと言うもの、ロッテ酒類に誹謗中傷が殺到した。「アサヒがロッテの株を保有しているから、ロッテの業績が落ちることはアサヒの利益が減少する」とか「チョウムチョロムを飲むとアサヒの利益になる」などといったもの。しかし資本形態は事実とは違うとして、「虚偽の流布をおこなう者には法的措置を取る」としてロッテ酒類が反撃に出たのが10月2日のこと。

いかにも韓国らしいネチズンの幼稚さがにじみ出ている話。ただ、そうやってお門違いな攻撃に出ている韓国国民は、自分らの手で失業率を上げていることに気が付いていない。不買運動をやればやるほど、韓国人の仕事が失われている。それは日本へのダメージではない。

韓国から日本へ向かう格安航空などが減便したことで韓国の航空産業は軒並み赤字に陥っているが、それも日本へのダメージにはなっていないのと同じ結果になっている。彼らはそうやって「腹立ちまぎれ」のことをやっていても、それが自分をどんどん窮地に立たせているということを知らない。

航空産業の赤字の原因のひとつはウォン安でもあった。輸入に頼っている石油が割高になっているためだ。燃料費へのコスト割合が上がっているのは航空業界のみならず、運送業界や各種製造業にも影響している。これがボディブローのように韓国経済のスタミナを奪っている。

もう一つの航空産業の落ち込みの原因は、米中貿易戦争の余波で航空貨物の輸送量が激減していることに因る。対中貿易の輸出入量が落ち込んで来ている。

選挙を前にした文政権の「ばら撒き政策」によって雇用保険は失業給付金として使い果たされ基金は底をついた。ばら撒きの財源を失った政府は、次に手を付けるのが年金基金だと言われている。そして巷間では価格を下げないと物が売れないと、値下げ競争が始まっていて、いわゆるデフレが起きている。

しかし前述したように物の製造コストは上がっているために、販売価格を下げることは体力を急速に失ってしまうことになる。これを経済用語ではスタグフレーションと呼ぶ。韓国経済が前回の通貨危機よりもっと悲劇的状況に来ていると言われている理由はここにあった。

それに加えて文政権が「日韓GSOMIA」を破棄するのどうのと言い出して、米国を完全に怒らせてしまったことから、「おそらく今回の危機には、IMFの救済は望めないのではないか」とする予測まで立っている。

Wikipediaの「スタグフレーション」の項目を見てみたら、①供給ショック、②物価賃金スパイラル、③景気後退と通貨価格下落の重合、④税制上の要因、となっている。すべてが今の韓国を指している。

特定の階級だけが莫大な収入を得る、それが文政権が目指していた労働革命の正体だった。労使紛争によってストライキが頻発することで外国企業は次々と国外脱出を図り、そのことで失業率が上昇するが、労働組合のトップ連中だけは政治的に保護されていた。労働組合そのものが完全に二極化していたことが明らかになった。



冒頭に戻ろう。どうでも良いニュース、でした。チャン・チャン!!





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