FC2ブログ

共同通信とモーニングショウ

NET番組の虎ノ門ニュースを観ていたら「最近共同通信の飛ばし記事がくり返し起きている」というコメントが耳に入った。

国連の気候サミットへの出席を安倍首相が要求したが、国連の方から断られたという報道。これが事実ではなく、「話が逆だと聞いている」と語ったのは12月2日放送の産経新聞の田北さんだった。

共同通信のデマ報道は今に始まったことではない。2006年の2月に起きた「村上ファンド」に関する大誤報は酷かった。「村上ファンドが大株主になっている名古屋・松坂屋の全従業員に解雇を打診」という記事だった。しかし実際には、村上側は従業員に対して自社株の購入を打診していただけだったことが判明。記事の内容がショッキングなものだっただけに、配信を受けた新聞各紙が一斉に大きく取り上げて社会に大きな波紋を広げてしまった。

共同通信が社内調査をおこなったところ、名古屋の経済担当の管理職が専門用語の理解も曖昧なままでウラも取らずに記事にしたということが判明し、訴訟も辞さずという村上ファンド側の猛烈な抗議に対して、共同通信は名古屋の経済担当部長だけでなく、本社の経済部長まで更迭する騒ぎに発展したことがあった。

日本には通信社が二つあって、一つは共同通信、もう一つは時事通信。この二社の違いを見てみよう。

日本の戦前・戦中に大本営への情報提供部門として「同盟通信」という組織があった。ここが新聞各紙への記事配信も担っていた。しかし敗戦によって占領軍が入って来て同盟通信は解散となり、一般報道部門を受け継ぐ形で1945年11月に設立されたのが共同通信だった。現在は一般社団法人になっている。

これに対して、解散された同盟通信の商業通信部門と出版業務を受け継いだのが時事通信で、設立は共同通信と同年同月。ただしこちらは株式会社の形態を取っている。

両社は将来的に再統合するつもりだったために、互いの衝突を避け棲み分けができていたが、次第に相手の分野を侵食するようになって「統合」ではなく「競合」の状態になっていった。

さて、そのような設立当時の事情を鑑みた上で、上記の村上ファンド関連の誤報を読み返すと、国内通信社の雄であるはずの共同通信の経済担当管理職が経済用語の理解も持たなかった理由が垣間見えて来る。同盟通信が解体された時に経済・商業部門の専門記者らは時事通信に回されたからだ。

現在でこそ互いの分野を侵食し合っている両社なので、なぜ二つの通信社があるのかという理解が国民に広がっていないが、得手・不得手というものが始めからあったということだ。

しかしほぼ全国の新聞社に記事を配信している共同通信の方がはるかに強い影響力を持っていて、そこに革新系の記者も入って来ているということ。あるいは情報操作を目的とした思想家たちがひっそりと潜り込んでいる可能性がある。有名なところでは青木なにがしという人物が「元共同通信」だった点だ。

したがって、2006年当時の村上ファンドに関する誤報は、単なる経済用語を知らなかったという無知が引き起こしたものだったのかも知れないが、昨今の共同通信の誤報は作為的に逆報道を放っている可能性がある。

富士山を山梨側から見るか静岡側から見るかによって色も形も積雪の量でさえもが違って来るように、政権の在りようも右から見るか左から見るかで違って来る。しかしその自由は通信社には許されていない。淡々と事実をありのままに伝えるのが通信社の使命なのである。



今朝、何気なくテレビの電源を入れたら、たまたまテレビ朝日のチャンネルになっていたことから羽鳥慎一のモーニングショウが映ってしまった。そこでは真剣な顔の羽鳥氏が「桜を見る会」のことをさも大事件のように語っていたから即座にチャンネルを替えた。さぞスポンサー企業は立場がないだろう。

その番組で玉川徹という人物が巨額詐欺を引き起こしたジャパンライフに触れて、桜を見る会に招待されたと指摘したらしい。もちろん私がこの番組を観るはずがないので、これはNETから得た情報なのだが、玉川氏は「ジャパンライフのお金は多くの人が涙を流したお金」だと発言したそうだが、2016年にモーニングショウはこのジャパンライフのCMを流していた事実がNET上にバラされた。これはもう玉川個人の問題ではなく、番組制作、あるいは局全体の問題になる非常に危機的な出来事になっている。



このところ、悪質なデマ報道が急増しているようだが、彼らをヒステリックにさせているのは何だろうと考えた。安倍政権の長期化なのか、憲法が替わろうとしているからなのか、それとも皇室典範の改正を急ぐからなのか。どうでも良いが、多分彼らの目的は達成しないだろう。何故ならば我々日本国民は、そこまで愚かではないからだ。

そう言えば、朝日新聞社の経営が末期的状態になっていると何かで読んだ。さぁそうなるとテレビ朝日はどうなるんだろう。ま、どーでも良い話ではあるが。オークションするまでもなかった、ってか?






スポンサーサイト



検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR