習近平の 喉から出ている手

英国製のハリアー戦闘機に見られた垂直離着陸システムは、米国海兵隊の長年の夢だった。
滑走路がない地域にも上陸部隊を送り込むことができて、しかもA-10対戦車攻撃機のような航空支援も可能になる戦闘機は理想だった。

ハリアーは基本的に垂直離着陸が可能だが、離陸時はできるだけ滑走して飛び立ち、着陸時のみ垂直降下した方が燃料の有利性が出る。
つまりイスに座った状態から立ち上がるのと、立った状態から腰を下ろすのでは消費カロリーが比較にならないという意味だ。
したがってハリアーは「単距離離陸・垂直着陸」を常態化していて、その単距離離陸滑走とは250mほどだった。この距離は通常型の空母でも十分に離陸可能な長さとなり、着艦時のみ垂直に降下すれば良かった。

ところがハリアーが開された当時はまだコンピュータ技術が成熟していなかったことから、非常に操縦が難しい戦闘機でもあったわけであり、比例して墜落事故も多くたくさんのパイロットが命を落とした。
そこで米国海兵隊はハリアーに代わる垂直離発着の機体を求めた。
海兵隊とは敵前上陸などの殴り込み部隊なので、戦闘能力よりも輸送能力が求められた。
そこから生まれたのがオスプレイだった。
回転翼だとしても離陸時の負荷は同じなので、できれば垂直ではなく斜め上に飛び立ちたい。
ただし、陸上兵力の支援戦闘能力が犠牲になり、A-10の老朽化が指摘され始めていた。
つまりオスプレイよりも戦闘機能が付いた次の兵器が求められることになった。
これは海兵隊からの要望だった。

これとは別に、空軍はF-22ラプターを開発していた。
この機体も単距離離陸が可能だが、1000mほどの滑走が必要になる。垂直離陸は不可能だ。
つまり海軍が空母で使用する場合は当然のようにスチームカタパルトが必要になるのであって、この装備を持たない中国人民軍はF-22にも関心が薄かった。
ところがF-22が高度な戦闘機であり過ぎたことから米国は同盟国への供給に難色を示した。そのために莫大な開発費の回収が困難になってしまった。
どうにかして次の戦闘機を開発して同盟国へ輸出しなければ、軍事費が政府を圧迫することになる。
そういう理由で生まれたのがF-35だった。

ところがこのF-35、単距離離陸はもとより垂直離陸も可能にしてしまった。垂直離陸だけではなくホバリングしたまま回れ右をすることも可能にしてしまった。
ということは中国の空母の甲板からも飛び立つことが可能になる。中国はF-22ではなくこのF-35が欲しくて欲しくてたまらなくなった。
しかしこれは最高の軍事技術だから簡単にはデータが盗めない。

そんな折、韓国軍がこのF-35を次期主力戦闘機にしたいと決定した。
もちろん日本の航空自衛隊が決定したことを受けてのことだったが、中国の習は考えた。韓国との距離を縮めておけばF-35のデータが韓国経由で入って来る、と。
つまり習と朴とが北朝鮮より先に握手をした理由には、このF-35が関わっていたということになるのであって、米国が韓国にF-35を供給した場合には中国の空母が行動範囲を広げる結果を招くことになるのである。
中国とすれば空母の甲板に備えるスチームカタパルトを独自開発するよりも、手っ取り早く韓国からF-35の垂直離着陸システムを盗んだ方が簡単だ。
今は原始的な空母しか持たないが、この垂直方式が手に入れば堂々と太平洋に出て行くことが可能になる、と考えた。

いま世界の軍事バランスはデリケートになりつつあって、一方で開発能力はどんどん格差が開いている。
だからサイバー部隊などを中国は必死になって構築しているのであり、それは妨害が目的というよりも技術の盗み出しにかかっているわけだ。
ところがそんな事も知らない韓国のオバサンが、個人的な感情だけで習に尻尾を振っている。
オバサンは経済回復が目的なんだが、メタボのオジサンは軍事技術が目的だ。
米国の国防省は全てお見通しだから、韓国軍との距離を置こうとしている。
F-35の技術が中国に渡れば、挽回するまでに相当のロスを覚悟しなければならないからだ。

手癖の悪い隣人がいると、いろんな意味で迷惑させられる。





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