潮目を変えた世界情勢

<風が変わった>

台湾で29日に2016年初頭の総統選挙の前哨戦となる統一地方選挙が投開票され、与党の国民党は大敗を喫した。
中国との関係拡大を進めて来た馬英九率いる国民党の惨敗によって中国と台湾の交流に逆風が吹くことは確実視されることとなった。
与党である国民党に対して最大野党である民進党が躍進を果たした。
今回の統一地方選とは、全22県市の首長や議員を一斉に選ぶ過去最大規模の選挙であり、結果的には国民党が15から6に減らしたのに対して民進党は6から13に増やした。
報道各局の解説では、馬英九政権の失業率対策への失敗と中国寄りの政策が批判された格好になっていて、増税策や国民党内部での権力争いが支持者の離反を招いたとしている。

一方、中国のウイグル自治区では28日、カシュガル地区で公安警察が地元住民11人を射殺した。
同地区では7月末にも銃撃事件があり、漢人を中心とした住民37人が殺害され、ウイグル族などの容疑者59人が警官に射殺されている。

韓国では、朴大統領の男女関係を取り上げたとして日本の産経新聞の記者が名誉棄損罪で起訴されたが、その相手とされるチョン・ユンフェ氏が大統領府の高官と定期的に会い、政府人事に介入しようとしていたとする大統領府の内部文書を写真付きで韓国国内紙の「世界日報」が28日に報じた。
このことから、韓国の右派が逆風に立たされる可能性が出て来ている。

同じく29日のレコ・チャによれば、米国内での韓国批判が相次いでおり、韓国人の民族性として過剰な自尊心を指摘し「自分たちを支配的民族だと思っていて、他の民族からは反感を持たれている。あらゆることでうそをつくし、臆面もなく人を騙す」というネット・ユーザーの声を紹介している。
さらに米国国内における黒人暴動を受けて、コリアン・タウンが攻撃の対象にされている点を指摘して、日系アメリカ人は標的にならないのに、なぜ韓国人は襲われるのかといった疑問が出ている。

こうした世界的な流れが、変化を見せ始めている。
これまで信じられていた世界的な常識が、潮目が変わったように流れを変えている。

したがって従来の感覚で世界情勢を読んでいると痛い目に遭う立場の人が出て来る恐れがあるだろう。

アングレーム国際漫画祭で韓国の女性家族部のチョ・ユンソンの主張を一方的に支持していたフランス世論は、いつの間にか韓国を非難する方向に舵を切った。
そのことに最もうろたえたのは韓国政府だったはずだ。
従軍慰安婦問題を韓国の主張通りに採用した主催者側のニコラ・フィネの立場は失墜することになる。
彼は韓国の国際的な信用と共に海の藻屑と消え去る運命になる。

潮目は確実に変化している。
それを韓国の右派は「安倍の右翼化によるものだ」と言いたがるかも知れない。
しかし、台湾や香港での変化までは説明することはできないだろう。
習に擦り寄ることで生き延びようとする朴は、時代の流れを読み解く能力が全く無いという証になるだろう。


札幌が2026年の冬季オリンピックに名乗りを上げた。
つまり2018年に予定されている韓国の平昌冬季オリンピックが予算や準備期間の問題から日本の長野との共同開催を模索しているとのニュースが入っていたが、この札幌の立候補によって明確に平昌との共同開催はあり得ないと意思表示したことになる。
だからジリジリと韓国は国際社会から孤立して行くことになる。
日本の政治家や経済界には、韓国との友好を目指したいとする向きがあることも事実だが、彼らは方向性を誤る可能性が高い。

要は世界の潮流を読む力があるかどうかなのだ。








スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR