どんどん計画が狂って行く
お困りの国の文の口ぶりが元に戻った。日本へ対して口汚く罵っていたものが、韓国経済の沈滞にともなって国民の間から政府批判が上がり始めた8月15日の光復節。大統領演説では日本に対する口撃を抑える言葉を選んでいた。
しかし大統領後継者とされている最側近の部下チョ・グクに複数の不正疑惑が浮かび上がって、相続税不正や実子の大学不正入学などがマスコミによって大々的に書き立てられた。この男、剥いても剥いても疑惑が出て来ることから「玉ねぎ」と呼ばれているらしい。強烈な学歴社会と就職難にある韓国国民は怒り狂っている。
その国民の視線を逸らす目的で打ち出したカードがGSOMIAの破棄だったが、これがアメリカの逆鱗に触れた。しかも「アメリカは理解した」との虚偽の情報をマスコミに流した韓国外交部に対してアメリカ国務省が「ウソだ」と異例のコメントを出した。
いま文政権の打ち出す対策はすべて例外なく裏目裏目に出てしまっている。日本が輸出管理を変更したことを「歴史認識に関する報復だ」としてWTOに告げ口に人を派遣したのだったが、アメリカの激怒を背景にしてWTOは誰も韓国に同意する者はいなかった。
そうなってしまうと朝鮮の昔からの常套手段だった「近隣諸国を巻き込む」という作戦が成り立たなくなっている。巻き込もうにも相手がいなくなっている。(本当は支那という残るカードがあるのだが、今の支那は韓国のために戦う余力がない。香港のことで手いっぱいなのだ)
追い詰められた文政権は、光復節で緩めた「日本叩き」を再び引き出しから取り出して来た。言うにこと欠いて「一度合意したからといって過去の歴史が消えるわけではない」とまで言ってしまった。感情的になり過ぎて、つい口が滑ったと受け取るべきだろう。
これ、自国民に向かって言うことによって支持率低下を防ぐつもりだったのかも知れない。しかし、外電がこの大統領発言を各国へ報じた場合「韓国との合意はいつひっくり返されるかわからない」という強い不信感を全世界にバラ撒いた格好になっていることに本人はこの時まだ気が付いていない。「そうは問屋が卸さない」という本当の意味だ。誰からも商取引を断られることになる。
日本へ対する腹立ちまぎれの発言だったのだろうけれど、GSOMIAを破棄することでアメリカを激怒させ、側近の個人的スキャンダルが発覚するなどのことははっきり言って日本とは何も関係がない。韓国政権は自分で自分の首を勝手に締めているだけ。しかもそのことは世界が見ていること。
「玉ねぎ男」の落第娘に奨学金を出していた医学専門大学の教授は釜山私立の病院の院長になった。それを仲介したのは釜山の市長のオ・ゴドン。彼は文在寅の盟友だった。廬武鉉政権時には水産大臣だった男。港町の釜山は水産利権が渦巻いていて、それで政権が代わっても市長になれた男。その釜山から大統領が出たのだから、釜山はいまや利権の中心地。保守にせよ革新にせよ、やはり朝鮮は朝鮮でしかなかった。カネが集まる権力には我も我もと寄生虫が群がって来る。その繰り返しを1000年も続けていただけの進歩のない民族。
「積弊(せきへい)」と名付けた朴槿恵政権時の贈収賄事件において、朴槿恵本人とサムスン副会長の最高裁判決が「高裁差し戻し」になった。朴槿恵はどうなるかわからないがサムスンの方は現時点では執行猶予になって釈放されているが、この高裁判決が差し戻されたことで、猶予刑が実刑に替わる可能性が出て来た。サムスンは文政権の財閥いじめが激しいことから国外脱出を図っている。中国にはすでに現地合弁工場を建設してファーウェイなどに出荷していた。しかし米中貿易戦争が激化していて、中国国内で生産したサムスン製品はアメリカに出荷すると高関税がかけられる。そこでサムスンの移転先はアメリカになる。サムスンにしてみれば韓国人労働者や韓国のGDPなどに関わっているヒマはなくなっている。しかし一方で文はサムスンをはじめとする大企業を国有化する目的で経営者の体力を奪いにかかっている。「玉ねぎ男」を法務大臣に据えようとしたのも法務部を検察庁よりも強力な取り締まり機関にして大企業のスキャンダルを暴露させる計画だった。
ところがグク自身にスキャンダルが出て来たのは検察庁の「正当防衛」。文の任命で検事総長になったユン・ソギョルなる人物が「玉ねぎ男」の自宅を強制捜査した。ユン・ソギョルも薄々わかって来ているのではないか、文政権の危うさを。王様の耳はロバの耳、ってか?
それとカン・ギョンファも知らされていなかったGSOMIA破棄を大統領府は勝手に決めていたということ。それでアメリカを巻き込むことが絶望的になった。WTOへのロビー活動も空振り3振。韓国のロビー活動が効果を失いつつあるのは、韓国という国家そのものの信用がなくなっている証拠。
「韓国をぶっ壊す」チュサッパの文一派は、このまま成功への道を進むのかと思っていたが、少し方向性が怪しくなって来た。周辺国を巻き込まなければ朝鮮は北も南も自分だけの力で何かを成し遂げたことがない民族。北はまだ、支那と露西亜を天秤にかけているが、韓国はもう完全に絶望的。大統領みずからが「他国との合意は実効性がない」と明言したのだから覆水盆に返らず。「あれは失言でした、撤回します」は通らない。
韓国政府は海軍を使って竹島周辺で軍事演習をおこなった。そのことは支那と露西亜がじっと見ていて日米韓の同盟の分裂を観察していることから、アメリカが演習に否定的なコメントを寄せた。しかし韓国は「国内問題なのだから、外国が余計な口出しをするな」と返事した。竹島周辺で軍事演習をおこなうということは、日本を仮想敵国にしていると明言しているようなもの。これは支那やロシアにしてみれば好材料に他ならない。ウラジオストクの潜水艦か何かでちょちょいとつついてやったら、韓国のフリゲート艦から海上自衛隊に向かって対艦ミサイルくらいぶっ放すかも知れない。(飛べばの話だが)
アメリカが韓国を見限ることは、北朝鮮の金正恩委員長にとっては好都合なことになる。米朝関係がさらに強固なものになる可能性があって、正恩の望みはただ一つ「体制保障」。粛清をやっても人権問題を犯してもアメリカが黙っていてくれればクーデターを抑え込む自信があるだけのこと。在韓米軍とは戦えないにせよ、寄生虫だらけのやせ衰えた人民兵士は鍛えられた親衛隊で征服する勝算はあるということ。
貿易で成り立っていた韓国の産業は文の素人行政でめちゃくちゃになるから、当分の間放っておいて実害はない。北朝鮮に来ていた国連の救援物資は今度は韓国に来るかも知れない。
それでもまだ、私が想定するトランプさんの手中のスペードのエースは何もかも問題を解決させる無敵のスーパー切り札なんだけど。そうなれば38度線は対馬海峡に南下するのではなく、中朝国境に北上するはず。韓国国内の脱北者たちは安泰になり、チュチェ思想家たちが日本の総連を頼ってやって来る。日本の「テロ等準備罪」は2017年に成立・施行されている。
しかし大統領後継者とされている最側近の部下チョ・グクに複数の不正疑惑が浮かび上がって、相続税不正や実子の大学不正入学などがマスコミによって大々的に書き立てられた。この男、剥いても剥いても疑惑が出て来ることから「玉ねぎ」と呼ばれているらしい。強烈な学歴社会と就職難にある韓国国民は怒り狂っている。
その国民の視線を逸らす目的で打ち出したカードがGSOMIAの破棄だったが、これがアメリカの逆鱗に触れた。しかも「アメリカは理解した」との虚偽の情報をマスコミに流した韓国外交部に対してアメリカ国務省が「ウソだ」と異例のコメントを出した。
いま文政権の打ち出す対策はすべて例外なく裏目裏目に出てしまっている。日本が輸出管理を変更したことを「歴史認識に関する報復だ」としてWTOに告げ口に人を派遣したのだったが、アメリカの激怒を背景にしてWTOは誰も韓国に同意する者はいなかった。
そうなってしまうと朝鮮の昔からの常套手段だった「近隣諸国を巻き込む」という作戦が成り立たなくなっている。巻き込もうにも相手がいなくなっている。(本当は支那という残るカードがあるのだが、今の支那は韓国のために戦う余力がない。香港のことで手いっぱいなのだ)
追い詰められた文政権は、光復節で緩めた「日本叩き」を再び引き出しから取り出して来た。言うにこと欠いて「一度合意したからといって過去の歴史が消えるわけではない」とまで言ってしまった。感情的になり過ぎて、つい口が滑ったと受け取るべきだろう。
これ、自国民に向かって言うことによって支持率低下を防ぐつもりだったのかも知れない。しかし、外電がこの大統領発言を各国へ報じた場合「韓国との合意はいつひっくり返されるかわからない」という強い不信感を全世界にバラ撒いた格好になっていることに本人はこの時まだ気が付いていない。「そうは問屋が卸さない」という本当の意味だ。誰からも商取引を断られることになる。
日本へ対する腹立ちまぎれの発言だったのだろうけれど、GSOMIAを破棄することでアメリカを激怒させ、側近の個人的スキャンダルが発覚するなどのことははっきり言って日本とは何も関係がない。韓国政権は自分で自分の首を勝手に締めているだけ。しかもそのことは世界が見ていること。
「玉ねぎ男」の落第娘に奨学金を出していた医学専門大学の教授は釜山私立の病院の院長になった。それを仲介したのは釜山の市長のオ・ゴドン。彼は文在寅の盟友だった。廬武鉉政権時には水産大臣だった男。港町の釜山は水産利権が渦巻いていて、それで政権が代わっても市長になれた男。その釜山から大統領が出たのだから、釜山はいまや利権の中心地。保守にせよ革新にせよ、やはり朝鮮は朝鮮でしかなかった。カネが集まる権力には我も我もと寄生虫が群がって来る。その繰り返しを1000年も続けていただけの進歩のない民族。
「積弊(せきへい)」と名付けた朴槿恵政権時の贈収賄事件において、朴槿恵本人とサムスン副会長の最高裁判決が「高裁差し戻し」になった。朴槿恵はどうなるかわからないがサムスンの方は現時点では執行猶予になって釈放されているが、この高裁判決が差し戻されたことで、猶予刑が実刑に替わる可能性が出て来た。サムスンは文政権の財閥いじめが激しいことから国外脱出を図っている。中国にはすでに現地合弁工場を建設してファーウェイなどに出荷していた。しかし米中貿易戦争が激化していて、中国国内で生産したサムスン製品はアメリカに出荷すると高関税がかけられる。そこでサムスンの移転先はアメリカになる。サムスンにしてみれば韓国人労働者や韓国のGDPなどに関わっているヒマはなくなっている。しかし一方で文はサムスンをはじめとする大企業を国有化する目的で経営者の体力を奪いにかかっている。「玉ねぎ男」を法務大臣に据えようとしたのも法務部を検察庁よりも強力な取り締まり機関にして大企業のスキャンダルを暴露させる計画だった。
ところがグク自身にスキャンダルが出て来たのは検察庁の「正当防衛」。文の任命で検事総長になったユン・ソギョルなる人物が「玉ねぎ男」の自宅を強制捜査した。ユン・ソギョルも薄々わかって来ているのではないか、文政権の危うさを。王様の耳はロバの耳、ってか?
それとカン・ギョンファも知らされていなかったGSOMIA破棄を大統領府は勝手に決めていたということ。それでアメリカを巻き込むことが絶望的になった。WTOへのロビー活動も空振り3振。韓国のロビー活動が効果を失いつつあるのは、韓国という国家そのものの信用がなくなっている証拠。
「韓国をぶっ壊す」チュサッパの文一派は、このまま成功への道を進むのかと思っていたが、少し方向性が怪しくなって来た。周辺国を巻き込まなければ朝鮮は北も南も自分だけの力で何かを成し遂げたことがない民族。北はまだ、支那と露西亜を天秤にかけているが、韓国はもう完全に絶望的。大統領みずからが「他国との合意は実効性がない」と明言したのだから覆水盆に返らず。「あれは失言でした、撤回します」は通らない。
韓国政府は海軍を使って竹島周辺で軍事演習をおこなった。そのことは支那と露西亜がじっと見ていて日米韓の同盟の分裂を観察していることから、アメリカが演習に否定的なコメントを寄せた。しかし韓国は「国内問題なのだから、外国が余計な口出しをするな」と返事した。竹島周辺で軍事演習をおこなうということは、日本を仮想敵国にしていると明言しているようなもの。これは支那やロシアにしてみれば好材料に他ならない。ウラジオストクの潜水艦か何かでちょちょいとつついてやったら、韓国のフリゲート艦から海上自衛隊に向かって対艦ミサイルくらいぶっ放すかも知れない。(飛べばの話だが)
アメリカが韓国を見限ることは、北朝鮮の金正恩委員長にとっては好都合なことになる。米朝関係がさらに強固なものになる可能性があって、正恩の望みはただ一つ「体制保障」。粛清をやっても人権問題を犯してもアメリカが黙っていてくれればクーデターを抑え込む自信があるだけのこと。在韓米軍とは戦えないにせよ、寄生虫だらけのやせ衰えた人民兵士は鍛えられた親衛隊で征服する勝算はあるということ。
貿易で成り立っていた韓国の産業は文の素人行政でめちゃくちゃになるから、当分の間放っておいて実害はない。北朝鮮に来ていた国連の救援物資は今度は韓国に来るかも知れない。
それでもまだ、私が想定するトランプさんの手中のスペードのエースは何もかも問題を解決させる無敵のスーパー切り札なんだけど。そうなれば38度線は対馬海峡に南下するのではなく、中朝国境に北上するはず。韓国国内の脱北者たちは安泰になり、チュチェ思想家たちが日本の総連を頼ってやって来る。日本の「テロ等準備罪」は2017年に成立・施行されている。
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