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北海道の裏切り

北海道が気でも狂ったかのような行政をやらかした。

新千歳空港で韓国人観光客をもてなすセレモニーを始めたのである。

北海道と韓国を結ぶ便は、9つの航空会社が週に116便運航していたらしいが、日韓の関係悪化によって10月までに半分の58便に落ち込む見込みとされている。

(大韓航空とかアシアナとかは知っているが9社もあったかな? ジンエアーってのも聞いたことはあったけど)

そこで北海道総合政策部航空局では韓国人旅行者に「もっと来てほしい」とのメッセージを送る作戦に出た。日本流で言うところの「おもてなし」というヤツだ。被り物を被った道職員らが韓国からの便が着く度に到着客に土産物を手渡した。

馬鹿なのかわざとなのかはわからないが、韓国の航空会社が9社もあるということはほとんどがLCC(格安航空)だということ。つまりそれらの利用客は地元にカネを落として行かない。

なぜ北海道が韓国人に人気なのかと言うと、韓国の恋愛ドラマのロケ地が小樽だったということで、韓国女性に「ロケ地に行ってみたい」とする日本人の「ヨンさま人気」の裏返しのようなブームが起きている。しかし彼女たちはただ「行ってみたい」だけ。買い物をするとかレジャーを楽しむとかの目的はない。だからLCCで十分なのだ。

そもそも韓国人旅行者はカネ遣いが悪く宿泊施設にしろ飲食にしろ、消費金額が他の国からの旅行者の何分の1だとかの統計が出ている。

だから韓国からのLCCが減便になるということは日本にとって好機なのであって、欧米やオーストラリアなどの航空会社にアピールする絶好のチャンスなのだ。

それなのに新千歳空港で韓国人旅行者にもてなしの気持ちを表すセレモニーなどやっては、韓国に対して「日本は困っています、韓国人さん助けてください」という誤ったメッセージを伝えることになる。文大統領が唱える「政治と経済は別物だから、ツートラックで進めたい」とする考えに「その通り」と認めることになりかねない。

「北海道は日本国政府の政策には同意していません」と言っているも同然。

今後、このセレモニーは旭川空港にも広げる計画だという。コレ、北海道は確信犯だな。

短い夏の北海道は食べ物が美味しいし、冬が来れば南半球の国々からパウダースノーを満喫しに人々が群がって来る。

せっかくの韓国からの減便に対して「おもてなし」をやる相手が違うだろうという声が、日本国中から上がらなければならない。

(北海)道には「アイヌ政策推進局アイヌ政策課」という特別な課があって、ホームページにはこのように堂々と謳い上げている。「北海道では、アイヌの人たちの社会的・経済的地位の向上のための施策やアイヌ文化の振興等に関する施策を推進していますが、アイヌ政策を取り巻く状況は、近年、大きく変化しています。平成19年9月13日の国連総会における「先住民族の権利に関する国際連合宣言」の採択を踏まえ、平成20年6月6日には、衆議院及び参議院において「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」が全会一致で採択され、この決議を受けて政府は「これまでのアイヌ政策をさらに推進し、総合的な施策の確立に取り組む」との考えを示しました。こうした考えを受け、全国的見地から国が主体となって総合的に政策を推進していくため、平成21年には内閣官房に「アイヌ総合政策室」が設置されるとともに、内閣官房長官を座長とする「アイヌ政策推進会議」の開催が決定されています。北海道としては、こうした動きを踏まえながら、引き続き、アイヌの人たちの民族としての誇りが尊重される社会の実現のために努めてまいります。」

こうしたアイヌを引き合いに出して北海道・沖縄振興予算を食い物にするウポポイ(民族共生象徴空間)という巨額の資料館を建設している道は、特定の組織の意思が働いていると「虎ノ門ニュース」で大高未貴さんがリポートされていた。

都道府県という自治体が特定団体によって浸食されている図式が透けて見えて来る。

恐らくこの新千歳空港でのキャンペーンが韓国紙の耳に入ったら大喜びで報じるだろう。「マンセー!」ってか?「ほれ見ろ、日本人は困っているニダ!」ってか?




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Author:amanojaku
硬派と軟派の二重人格がまき散らす猛毒 ショック死しても知らないよ

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