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台湾総統選

台湾の野党、中国国民党は来年1月の総統選の候補を決める予備選を7月15日におこなった。

その結果、高雄市長の韓国瑜(かん・こくゆ)氏62歳が鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘(かく・たいめい)前会長68歳を破り勝利した。韓氏44.8%、郭氏27.7で、約17ポイントの大差だった。

国民党では6月25日に候補者を決める討論会を開いたが香港の大規模デモの影響が大きく、中国との関係改善による景気回復を前面に打ち出していた国民党の討論会は精彩を欠いていた。

政権与党の民主進歩党は「今日の香港、明日の台湾」をキャッチフレーズにして、一時は圧倒的に不利だとされていた国内の雰囲気を完全に逆転させてしまった。民進党幹部は、国民党の予備選で敗れた郭前会長との比較で「韓氏は経済中心の郭氏より戦いやすい」と話し、韓氏と中国の距離感を追及するものと見られている。

蔡現総統は米国からの武器供与に謝意を示しており、一方の韓氏は中国広東省などを訪問して高官らと会談している。韓氏は香港デモのことを「よく知らない」と言わざるを得なかったのだが、これが失言だと台湾内で取り上げられて防戦一方に回っている中で、マスコミから「対中政策は?」との質問に「時期が来たら話す」と逃げた。これは香港の逃亡犯引き渡し条例への強い市民からの批判を受けた香港立法会が条例の凍結を発表したことに対して、市民は凍結ではなくあくまでも撤回でなければならないとしてデモは続いている。そのために韓氏は風見鶏的に状況を見ているしかできずに「時期が来たら」としか答えられなかった。

ただ、民進党と国民党の一騎打ちの勝負がどうやら見えて来たという考えなのか、韓高雄市長の失う分を奪い取る作戦に出たのが台北市長の柯文哲(か・ぶんてつ)氏59歳。彼は無所属での出馬を予定しているが、その主張は「両岸(台中)は一つの家族。現在の政治的基盤の上で平和的発展を進める」とするものだ。これでは香港デモを「良く知らない」と発言した韓氏と大差なく台湾国民には見えてしまうだろう。

米国のトランプ大統領が再選されるかどうかが問われているが、軍事面で米国からの肩入れがあれば台湾の民進党政権は多分大丈夫だろうと思われる。日本の参議院選挙で自民党がある程度議席を確保することができれば、安倍政権も台湾民進党に肩入れしなければならなくなって来る。これまで韓国に対して投資していた日本の経済団体に「台湾に替えてやってよ」と言うだけで良い。民間が勝手にやることに関しては法的禁止事項に当たらない。

ソフトバンクのお孫さんが韓国で何やら言ったらしいが、そんなことは無視していれば良い。サムスンはもう終わりなのだから。日本のメガバンクから信用状が出されなくなれば、ウォン安が進んでいる韓国にはどこからも食料が入って来なくなる。はっきり言って時間の問題。



ただ、気になることがあるとすれば、消費増税を取り下げなかった安倍政権が、議席をどれだけ失うかという点だ。急転直下で何かが起こるとしたら、ホルムズ海峡くらいしか残っていないが・・・。

あそこ、タンカーが通れる水深部は航路の幅が6kmしかないんだってね。大型船が1隻沈めば、サルベージするまで石油は途絶えるよ。ロシアの天然ガスは売れるだろうけどさ。原発止めてる場合かな。


【訂正】

「エマルジョン・ナンバー」において、ロシア製のフッ化水素をサムスンに提供すると申し出たという記事を書いたけれど、あれはまったくのデタラメだったということがわかりました。私としたことが、とほほ。ごめんなさい。



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