おいてけぼりを食ったプロ市民

左系の人々、いわゆる『プロ市民』と呼ばれる組織員のことだが、彼らは全国から沖縄に集結して知事選を有利に進めた。
方法としたら空家や民間アパートなどの住所を悪用して、6畳一間の小さな部屋に10人も20人も住んでいることにして住民票だけを沖縄県の各自治体に『転入』したわけ。
実際にはそんな狭い部屋に住めるはずがないから、住民登録だけの幽霊県民だった。
これは公明党の支持母体である創価学会が古くから活用していた方法であって、小選挙区に候補者を立てなかった地域の信者が大挙して、候補者を立てた選挙区に転入手続きをして投票用紙を稼いだわけ。
公職選挙法の第二章第九条にはこのように規定されている。
『日本国民たる年齢満20歳以上の者で引き続き3ヶ月以上市町村の区域内に住所を有する者は、その属する地方公共団体の議会の議員及び長の選挙権を有する。』
だから他の地域から転入してそこの選挙権を獲得しようとすれば投票日から逆算して3ヶ月以上前に住民票を移しておく必要がある。
だから沖縄県知事選挙は事前に決定していた選挙だけに、全国の左系の人々が十分に準備をする余裕があったわけだ。

ところが、県知事選挙が終わった直後に今度は国会の衆議院が解散するのではないかという噂が流れた。
そうなった時、全国の『プロ市民』が沖縄に集結したままで、それぞれの地元に帰っても衆議院選挙の投票日まで3ヶ月を経なければ選挙権が与えられない。
だから沖縄から住民票を転出させてしまうと日本のどこに移動しても投票行動がとれなくなるために、そのまま沖縄に居続けた方がましだということになる。
体がどこにあるかが問題なのではなく、住民票がどの自治体にあるかが問題なのだ。
だから姑息な方法として空家やアパートに集結していた『プロ市民』たちの住民票は沖縄から出ることができなくなった。
だから沖縄の選挙区から立候補する革新系は当選させることができるだろうが、沖縄以外の選挙区の革新系は苦戦を強いられることになる。

自民党が野党の準備が整わない間に解散総選挙に打って出た、その『準備』とは他でもなくこの沖縄県知事選のために全国から終結した『プロ市民』がそれぞれの地元に戻る時間的余裕のことを言っていた。
この集団には様々な組織が関係していて、共産系や社民系などが含まれている。そして集団的自衛権の容認に反対している民主系も参加していたと見るべきだ。
そうした運動員を沖縄に縛り付ける働きをしたのが衆議院の解散だったというわけである。

そこで沖縄県知事が『米軍基地は出て行け』という態度をとったところで、国会が日米安保条約の維持を決定する可能性が高いことから国政の決定権は地方自治よりも政府の意志が尊重されることになる。
年末に多額の税金を投入して解散することへの批判が一部に出ているようだが、こうした一連の流れを追って行くとき、まことに良く練られた計画だったのではないかと思わざるを得ない。
もし安倍政権の作戦勝ちに終わった場合は、普天間基地の辺野古移設計画は確実に進められることになるだろうし、停止したままになっている原発の再稼働も進むことになるだろう。
基地の問題にしろ原発再稼働の問題にしろ、それぞれに議論は分かれるところではあるが、この年末の総選挙で野党が大苦戦を強いられることは確実視されている。

従軍慰安婦の問題で朝日新聞のねつ造が発覚したことから、共産や社民は国民から後ろ指を指される格好になっている。
民主は集団的自衛権を取り消せと、これまた韓国政府の代弁者の姿勢を取っていて、海江田や枝野に良い風は吹いていない。
もし私が民主だったら、河野談話を否定しようとしない安倍内閣を一点突破で攻撃するしか道はなさそうに思うのだが、そっちの方向に向かおうとはしていない。
何故なら民主は韓国政府の操り人形でしかないからだ。河野談話を否定されては韓国の立場が完全に失われてしまうからだ。

だから国民は非常に悩ましい立場に追い込まれている。
アベノミクスによって円安が進み、そのことで消費者物価が上昇している。
所得は伸び悩んだままだ。
本音を言うなら安倍政権を否定したいところだが、その代わりとなる票の受け皿がどの党にも見当たらない。
棄権するか自民に入れるしか道は残されていない。
しかし自民を勝たせることによって、鬼の首を取ったかのように安倍内閣は強行採決を連発するだろう。
どの道自民が勝つしかないのであれば年末の忙しい時期に投票所へ足を運ぶ有権者は少なくなるだろう。
記録的な投票率の低さが出る可能性が高い。
そして、民主党が崩れ去る音が聞こえて来そうな予感だ。

<追記>
忘れていたことがあって、先の東京都知事選で舛添某が勝ったよね。
あれって創価学会が協力したお蔭なんだが、公明党の松が子宮頸がんワクチンであるサーバリックスを全国の自治体に負担させようとしたことに関して、時の厚労大臣だった舛添が手伝ったという「貸し」があったわけ。
この「借り」がある公明党は創価の信者を大量に東京都民に化けさせて都知事選の投票用紙を稼いだという裏話がある。
だから舛添が当選したときに都民のほとんどが「なぜ?」と狐につままれたような気持になった。
そういった仕掛けがあったわけ。
舛添某の現在の女房もデヴィ夫人が言ったように、学会婦人部の幹部だと言うじゃない。もうベタベタなのよ。
これと全く同じ方法で沖縄県知事が決まった。
だけど安倍さんはそれを逆手に取ったというわけだ。
あっぱれ、あっぱれ。





スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR