沖縄県知事選の後日談

沖縄県知事選挙では先日日曜日の投開票の結果、翁長候補が勝利しました。
が、直後に暴露された公職選挙法にぎりぎり抵触するかのようなスキャンダルがありました。
翁長陣営の選挙ビラと1000円分の図書カードを小学生に配ったというものです。
有権者に配布したのであれば、間違いなくレッドカード。一発退場です。
しかし配布した相手が小学生だからという理由で、沖縄県警は動きを見せていません。
それにも増して、沖縄はもちろんのこと、国内のメディアさえもがこのことに触れようとしていないのです。

そもそも現職だった仲井眞氏とは、スキャンダルでその名を轟かせた徳田虎雄の徳洲会が強力にバックアップしたことで当選した過去があるわけであって、沖縄の地方自治体の選挙には大なり小なりこうした選挙違反が付きまとっているわけです。
しかし仲井眞氏よりも先に徳田ファミリーが息の根を止めた。猪瀬問題が政権の中枢にまで広がることを恐れた政府が、猪瀬一人に責任をなすりつけて幕引きを図ったからです。
結果として仲井眞氏の支持母体は、遠距離恋愛の相手である中央の政権だけになってしまった。

そこへつけ込もうとした翁長チームは図書カード攻勢に出たわけ。
でも、この戦法は命がけになること必至であって、当選無効にでもなれば次点で泣いた仲井眞チームが復活当選することになるわけです。
ところが沖縄を始めとする報道各局がこれに触れたがらない。警察の動きも鈍い様子。
ということは、法治国家としての約束事以上の力学が働いている可能性が出て来るわけです。

それは何かというと、中国の工作が効いているのかも知れないということ。
つまり沖縄に駐留する在日米軍を「最低でも県外へ移設」という翁長氏の公約を中国が支持しないはずがないと言うことです。
たとえば沖縄の兵力を呉や横須賀などに移転させれば、中国の喉元に突き刺さっていたトゲが無くなるんですね。
だから自民党は仲井眞候補を推していた。
しかしアベノミクスの怪しさが露呈しつつある中で、遠距離恋愛の相手は影が薄くなりつつあった。
そもそも、徳田ファミリーの協力で知事になれたという事実は沖縄県民がいちばん良く知っていた。
徳田もダメ、安倍もジリ貧ということになれば、辺野古の埋め立て工事をやる土建業などしか協力する者は居なくなっていた。

あれだけ団扇騒ぎで国会が騒動し、女性閣僚が二名も辞任した、あの騒ぎは何だったのでしょうか。
団扇を配るのと1000円の図書カードを配るのと、どちらに悪質性があるのでしょうか。
あれだけ騒いでおきながら、1000円カードに知らん顔をするのであれば、新聞やテレビは全員失格と言って良いでしょう。筆頭はNHKです。

このまま沖縄県政が不健全なままで持続されるようであれば、日米安保条約の根幹に関わる事態が起きかねないだろうと思います。

それにしても、このニュースが流れない日本という国は、果たして健全なのでしょうか。
まるでスピーディ・データを文科大臣が国民から隠した福島原発事故時の民主党政権を見ているようです。



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