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特大スクープ!!

先に今日の判決からご紹介しよう。

韓国最高裁は29日、戦時中に三菱重工で労務した原告5人(いずれも故人)と遺族の賠償請求権を認める判決を出した。原告らは三菱重工の広島工場などで労務した際に被ばくしたとして2000年に提訴していたが1,2審で敗訴していた。2000年といえば金大中政権の頃ね、念のため。

これ、わかりやすい説明をなかなか日本のメディアが報じないのでここで書いておくけれど、金大中の前に金泳三(キムヨンサン)という人物がいたのね。在任期間は1993年から1998年の間。この人は朴正煕(パクチョンヒ)や全斗煥(チョンドファン)らによる軍事政権に反発して民主化運動に走った方。朴正煕ってヤツは「個人賠償はこっちでやるから、全額まとめて国にくれ」と言った本人。その資金を個人賠償に遣うのではなく、インフラ整備と国軍強化に遣った。首都の近代化にも多額の投資をしたために地方都市は貧しいままで、首都ソウルへの人口集中が加速化した。金泳三は金大中らとともに民主化運動を進めたが全斗煥の退任後、盧泰愚政権(第13代)になったことから「盧泰愚の民主正義党」「金鐘泌の新民主共和党」「金泳三の統一民主党」が合併して「民主自由党」を結成する。その5年後の第14代大統領に選ばれたのが金泳三。この金さん、1993年3月にこれ以上日本へ金銭的補償を要求せず、韓国政府が被害者に支援をすると宣言して500万ウォンの一時金と生活補助、医療支援、住宅支援などを実施した上でこんなことを言っていた。「政府が自ら乗り出して正面から向き合い、民族のプライド(自尊心)を傷つけずに人道的な配慮も並行して支援しようとする最初の試みという点で、少なからぬ意味を持つ。この処置は、日本政府に相当な心理的圧迫を与える外交的効果を狙っている」(ハンギョレ新聞1993年3月30日)この韓国政府の独自支援措置の流れが、のちの河野談話へとつながって行く。ただ、この金泳三さん、中国の江沢民と会談した際には、日本の歴史認識を批判してこうも言っている。「日本の腐った根性(ポルジャンモリ=バカたれ)を叩き直してやる」と。

そして「金泳三」→「河野談話」と続いて金大中政権になって、上記の三菱重工賠償訴訟が敗訴になった。まぁざっとこのような流れ。この流れが今日になって最高裁で逆転勝訴になった背景は文政権になったから。

だとすれば朴正煕らの軍事政権を打倒しようとした金泳三や金大中らの民主化運動と、逆の立ち位置にあるのが現在の文大統領ってことになって来る。「あれ? 何だか変だなぁ。朴正煕の個人賠償金をネコババした事実を憎んでいたのが文だったじゃない? だとすれば金泳三の側に立っているはずじゃない」。

つまり韓国人の思考方法は呉善花教授も言っておられたが、論理的ではなくて「こうなったのは誰かのせい」「私は常に正しい」「謝った者は死ぬまで謝り続けなければならない」「過去はすべて破壊しつくす」というものだから、金泳三や金大中と同じ方向を目指しているように見せかけつつも、「民族のプライドのために金銭的要求は日本に求めない」という金泳三の男らしさは持ち合わせていない。どうにもこうにも「本音と建て前」が風鈴の短冊のようにクルクル回転するばかりで、朴槿恵が言った「千年恨む」という基本だけが成立している。

金泳三の男らしさに引きずられる形で出たのが「河野談話」だったけれど、逆手逆手へと関節技を取りに来るのが韓国人。

ただこの男らしい金泳三だが、在任中は不幸の連続で、北朝鮮の核拡散防止条約(NPT)からの離脱と金日成の死去にともなう南北緊張。さらに韓宝鉄鋼の不渡り手形をきっかけにしたアジア通貨危機と起亜自動車の倒産。IMFからの援助を受けたことで国民の支持率は最低に落ちる。ここでも韓国人の特質である「誰かが悪い」が表面化する。そして金泳三が味わった軍事危機と経済危機と政治生命の危機。これが現在の文政権でまったく同じことの繰り返しになっているという皮肉。金泳三はIMFからの支援を仰ぐ前に日本へ泣きついて来たがけんもほろろに断られている。そこもまったく変わらない。

竹島に接岸桟橋を建設したのもこの金泳三おじさん。対日強硬派だったのね。だからこそ「補償は日本からは取らん。こっちでやる」と息巻いたわけ。だから三菱重工の賠償訴訟が1、2審で敗訴になった金大中政権時の基礎を造っていたのが金泳三でもあったってことになる。

そういう流れの上で今日の判決が出た。裁判の流れはこう。1、2審で原告敗訴の判決が出たものの最高裁が「個人請求権は消滅していない」として2審判決を破棄したことから被告である三菱か上告していたもの。この上告審が棄却されたというもの。女子挺身隊として名古屋などの工場で労働を強いられたとされる原告4人と遺族も訴状が認められた。



ところが、昨日28日の虎ノ門ニュースで上念司氏の「トラ撮り」がもの凄い「超大型爆弾」をさく裂させた。これ、はっきり言って相当にヤバい。

持ち出されたのは金賛汀(キム・チャンジョン)さんという方が新潮新書から出版された「朝鮮総連」という本で、この人は元朝鮮総連の幹部で、総連と決別したのちに内部告発の形で出版したもの。その27ページから28ページにかけて問題の箇所が書かれてあるという。

新潮新書


「(朝鮮総連の)最大の財源になったのは、帰還してゆく強制労働者の未払い賃金であった。1946年末までに朝連中央労働部長名で、強制労働者を雇用していた日本の各企業に未払い賃金の請求がなされた。その請求額は4336万円に達し、朝連はかなりの金額を徴収しそれらのほとんどは強制連行者の手には渡らず朝鮮総連の活動に回された。これらの豊富な資金は日本共産党再建資金としても使用された。」

本文の中で「強制労働」という言葉と「雇用」という言葉が同居している点に注目しなければならない。「強制労働者を雇用していた日本の企業」ってどういう意味だ?

そしてそれらの未払い賃金は各企業から支払われていた。だが、受け取った総連が着服して活動資金に充て、日本共産党の再建にも流用されたと言うのだから、その手口は朴正煕が日本政府から受け取った数億ドルを目的外に使い込んだ手口とまったく変わらないという事実が浮かび上がって来る。この「歴史に埋もれていた名著」が今、SNS上で大ブレークしている。2004年に出版されたこの本は、発売当時税込みで734円だったが、アマゾンの中古本を見てみると10,000円を超す値が付いている。

新潮社の紹介欄にはこのように書かれている。(引用ここから)

在日朝鮮人のために生まれた組織が、なぜ「北朝鮮・金日成親子の走狗」へと変質していったのか---。組織結成の知られざる経緯、祖国望郷の思いを利用し裏切った「帰還運動」、そして北朝鮮への送金のカラクリや、批判者に対する執拗な糾弾の実態、日本人拉致問題で暴かれたウソ・・・そのすべてがいま明かされる。かつて組織内に身を置いた著者が、痛恨と義憤の思いで綴った「もう一つの戦後史」

(引用ここまで)

今日の判決によって「我も我も」と自称・徴用工が続々と名乗り出るだろうし、日韓関係は決定的な日を迎えた。もう後戻りはできない。そして中国が黙っているはずがない。

この本が日本にとって「最大のタイムリー」となるか、あるいは韓国・朝鮮にとって「最悪の未処理ゴミ」となるか、あるいは日本の腐れメディアが無視するか、さてどのカードがババになるだろう。扱い次第では来年の選挙にも影響するはずだ。辻本さんと関生の関係も絡んで来るし、これ2004年の話じゃなくて、現在進行形なのね。どんどん進行しているんだから。

(転載自由・拡散希望)




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Author:old comber
硬派と軟派の二重人格がまき散らす猛毒 ショック死しても知らないよ

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