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中国 vs IS

中国のウイグル弾圧がアメリカの人権団体によって大きく取り上げられはじめた。これまで触らないように努めていた日本のメディアも無視することができなくなって来ている。話によれば強制収容所(再教育施設と中国側は言っているそうだが)には、約3000万人と言われるウイグル族の人々が100万人単位で連行されたという話も出ている。

ただし、この報道を人権問題とだけ素直に聞きすぎると、少々本題からずれて行くような気がしている。

私は専門家ではないから詳しいことはわからないものの、国際社会から非難を集めつつも、中国政府がそこまで強硬姿勢に出るのは何故かと考えた場合に、IS(イスラム国)のゲリラに約300人のウイグル人が参加していたとされて、彼らがISの弱体化に伴って帰郷している可能性があるとされている。

そしてウイグル自治区のSNSでは「中国政府に対してジハードを起こそう」と呼びかけるメッセージが流されているという。

当該地では、すでに何度も無差別テロが頻発していて、その原因は中国側が作ったとしても、中国公安組織はウイグル族によるジハードを極端に恐れている表れだという予測が出て来る。

私は個人的には、すでにイスラム原理主義者によるゲリラ戦は、中国で始まっていると考えている。

同じように中国の漢族による弾圧はチベットでも行われて久しいのだが、こちらは(チベット)仏教であり殺生を厳しく禁じている戒律があって、中国のやり方に抗議する手段としたら焼身自殺しかない。ところがウイグルの場合はイスラム教であって、ジハードをどう解釈するかによっては「目には目を」という実力行使がありうるのである。

今のところこの問題は人権問題として取り上げられているが、中国政府による弾圧が厳しさを増せば増すほど、テロ活動が活発化して「中国には安全な場所がない」という状況に陥りやすくなって来る。つまり観光はもとより、外国投資などは避けるべき状況に来ていることになる。

そして、それらのISがらみの工作員が、日本を含む各国の中国大使館を狙い出したとすれば、一気に中国がらみのきな臭いテロが世界に広まりを見せて、やがてISの復活のチャンスを作ることにつながって行く。

パリやロンドンで起きたIS関連のテロを日本人は他人事のように考えたかも知れないが、2年後の東京には何が始まる? そして中国大使館はどこにある? あるいは中国領事館を置いている道府県はいくつある? フリー・チベットの騒ぎの時は大した騒乱に発展しなかったけれど、ウイグル族が選ぶであろう方法は火薬や刃物を取るからね。

日本の経団連が中国への進出を増やすだ何だと騒いでいるが、このウイグル問題と結びつけて外交を眺めないととんでもないことが起きかねない。

マスコミが避けて通るところにこそ、本当のことが隠れているかも知れない。信じるか信じないかは、あなた次第。





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