災害時の毒物

2018-07-08T11:20:19+09:00

Posted by old comber

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阪神淡路大震災の折に、住宅などに使用されていた塩ビパイプが大量に燃えたことから「あの煙にはダイオキシンが含まれている」という発表をおこなった大学教授がいたが、マスコミ各社はほとんど無視した。

ニューヨークの「世界貿易センタービル」は年代的に膨大な量のアスベストが使われていたことから、建て直しが先延ばしにされていた記録がある。アスベストの回収方法が見つからなかったからだが、ビルオーナーのお荷物になっていたことから代替わりを繰り返していた。9.11の崩壊では大量の砂埃が発生したが高率でアスベストが入っていたはずで、今後肺がんが多発するとされている。

そして東日本大震災後の電力不足を受けて、菅直人政権をたぶらかした人物が始めたことがメガ・ソーラーだった。当時の初期型パネルにはカドミウムが使われていた。その後、電力の買い取りが制度化されたことで個人住宅などの屋根にも設置されるようになってリフォーム業者などの特需を産んだが中国製や韓国製のいかがわしい製品が多量に入り込んで来た。カドミウムはその後規制を受けたが対策としてシリコン系に変更されたものの毒性の有無ではあまり違いはない。このソーラーパネルは寿命が10年から15年とされていて一般の家電製品とあまり変わらない。お宅で使用中の冷蔵庫が何代目かは知らないが、ほぼ同じサイクルで交換する必要が出て来る。そしてここからが問題なのだが、寿命が切れたパネルは取り外して、その処理は産業廃棄物処理法で適切に廃棄されることが前提になっているのだが、「熊本・大分地震」で家屋が倒壊し、「北部九州豪雨災害」で家屋が土砂に埋もれたりした場合は、基本的に被災ゴミは埋設処理して良いことになっている。
基本的にソーラーパネルはどのような作り方をしたとしても、その毒性は高いという理解が必要で、特に大規模なメガ・ソーラー施設が近くにある地区は、自然災害の発生時には注意しなければならない。瓦やコンクリート片と同様に考えてはいけないのだ。

自然災害が発生しなくても、耐用年数が過ぎれば確実に「強毒性を含んだ産業廃棄物」になるソーラーパネル。売電ができるからと安易な考えで設置した場合、今後の制度変更によったら廃棄処理の費用が多額に課される可能性がある。

このソーラーパネルの危険性についてはマスコミはほとんどどこも発表しない。それは電力業界と政府のエネルギー政策という巨大な壁が立ちふさがっているために「もの言えば唇寒し」という風潮が強いからなのだが、こうも毎年のように大規模災害が発生し続けると、「そろそろ太陽光発電に規制をかけた方が良いんじゃね?」といった声を上げるべきだろう。少なくとも個人で手を出すべきではない。

毒性を無視して発展を図るとすれば、それは中国の自然破壊と同じ結果を産む。なかったことにはできないのである。



中国・四国地方に豪雨災害が発生しているが、テレビ画面を見ていると家々の屋根のパネルが目について来る。

(私)「あれ、猛毒なんだけどなー」

(妻)「え? そうなの?」




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