脅しが効く国 効かぬ国

中国人観光客が激減した韓国では、ホテルや貸切バスなどのいわゆる「観光業界」が瀕死の状態に陥っている。

これは中国政府が渡航許可を絞ったためだが、日本の同業界はカエルの面に何とかで平気の平左になっている。もちろん中国人客の爆買いを当てにしていた先読みの下手なデパートや家電量販店の一部などでは予想が外れて顔面蒼白になっているのは確かなのだが、総じて日本経済には「中国人が来ようと来るまいとどうでも良い」とする風が流れている。それは日本が内需型消費社会になっているためだ。

「日韓合意の慰安婦問題は国民感情が納得していない」とどこかの患者が言ったらしいが、その国民感情でドタキャンをしたのがロッテホテルだった。あれから日本外務省から干されちゃって、ロッテは涙に暮れている。国民感情を引き合いに出せば、損することばっかりなんだとそろそろ気付けよ。

むしろアパ・ホテルのように「中国人は来るな」と主張することで、逆に評価を上げるサービス業が出て来た。「あそこに行けば、中国人がいないから安心してリラックスができる」という期待感を得た格好になっている。恐らく「中国人は来るな」の次は「韓国人は」となるだろう。中国人は経済発展が遅かったのでまだマナーが浸透できていないのであって、彼らに悪意があるわけではない。ツバを吐いても大声で話しても、それが日常なのだから「海外旅行する時は」ってそりゃ無理だワナ(石平さんの真似)。日本もかつて農協観光で世界に恥を晒したことがあった。ステテコ姿でホテルの廊下を歩いたり。しかし韓国人はタイでもフィリピンでもパリでもニューヨークでも悪意に基づく行為から反感を買っている。あの民族だけは救いがないらしい。

とは言っても、アメリカのユナイテッド航空でも、オーバーブッキングによる座席数の不足が生じるとアジア人から降ろすのだから目クソ鼻クソの世界ではあるが。

尖閣で中国の漁船が体当たりして船長が逮捕された際に、中国は報復としてレアメタルの輸出制限を掛けて来た。「どうだお前ら困るだろう」と言って。ところが、その作戦で日本の技術者を奮い立たせて、レアメタルに依存しなくても良い磁石を開発した。「ヤブをつついてヘビを出す」というやつだ。

だから中国政府が相手を困らせようと思うことと、実際に相手が困るかどうかは、やってみるまでわからない、ということなのだ。

インドネシアの高速鉄道計画は、日本を排除させるために袖の下を使って中国がインドネシアの役人を買収してひっくり返した。しかし実際の工事は完成の目途が立っておらず、インドネシア政府は困り果てている。今さらのように日本政府へ救援を求めているが日本政府は知らん顔するしかない。フィリピンもベトナムもじっと横から見ているからだ。日本人は騙しやすいと教えるようなものだからだ。

一方のインド政府は日本の新幹線を満場一致で採択した。国家を担う政治家は、国民の将来設計をも担っているということだ。インドの新幹線とインドネシアの高速鉄道、どっちが先に開通するだろう。

もう一つの違いはずばり、どこの国の植民地だったかということだ。インドはイギリス、インドネシアはオランダ。

イギリスは世界一非道なことを世界中でやらかした国だけど、少なくとも紳士的な側面はあったわけ。ところがオランダはダニのように搾取するだけ。インドネシアは地下資源が豊富だったしゴム栽培でもかなりの利益を生んでいた。それを根こそぎ本国へ送り続けた。

そうした過去を全部知っているんだよね日本は。東南アジア諸国なんてWW2後に出来た国がほとんどなんだけど、アジアが踏んで来た歴史を知っているのが日本なわけ。中華人民共和国つったって、あれ戦後にできた国だからね。日本と戦ったのは中華民国だった。キンペーが「抗日戦勝」と言っても、本気にしてはいけないの。

その中国が「どうだお前ら困るだろう」とそっくり返っても、日本人は騙されない。

チベットやウイグルや天安門で何が起きたか、中国人民は知らなくても日本人は知っている。

「日本に行ったらラーメンが食べたい」と言う中国人が増えたそうだが、ラーメンくらい自分で作れよという話だ。

「お前ら、来なくても良いから。その方が人気が上がるから。韓国人とは違うから」





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