スワップ延長決定

韓国の中央銀行と中国人民銀行が協議を続けていた「中韓通貨スワップ協定」の延期について、3年間の延長という形で13日に決着した。

これによって中国の韓国へ対する影響力が増加するとともに、高高度ミサイルの配備問題で韓国とアメリカの距離が近づいていたことへ対する中国の妨害工作がより容易になって来ることになる。

目先の危機を脱したとして安堵の声が流れている韓国経済だが、あくまでも人民元とウォンとの交換協定であって、基軸通貨は入って来ない。

逆に中国の経済政策に対してアメリカが好ましく思わなかった場合はFRBの緊縮政策を早める恐れがあり、どっちに転んでも韓国の経済回復は遠のいてしまう結果になる。必要なのはドルを中心とする外貨準備であって、人民元が入るからと浮かれていてはどうしようもない。

目先のことで一喜一憂するのは韓国の常だが、ドルの金利から目が離せない。

「中韓通貨スワップ協定」が3年間延長されることになったということは、東アジアの安定が今後3年間は不安定のままになったという意味を指している。

それは文在寅政権の目指す方向でもあるだろうし、「核保有国の南北統一国家の誕生」という、日本にとっての最悪のシナリオにつながって行く。プーチンのニタリ顔が目に浮かぶようだ。

釜山などの巨大造船所が労働者のストに遭って四苦八苦しているが、北から労働力を注ぎ込めば良いのであって、それは自動車産業や電子部品の工場にも同じことが言えて来る。

西ドイツがかつて、東ドイツの労働賃金格差に苦しんだこととそっくり同じことが半島で起こって来る。そのとき北の賃金に合わせられなくなった南の人々は、必ず労働者不足の日本へ流れ込んで来るだろう。

中韓スワップの結果は、直接日本の労働市場に影響して来るのである。あなたは大丈夫だろうか。



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