流動化する朝鮮半島

日経が25日に伝えるところでは、日朝両国の外務省局長級政府間協議を29日に中国・瀋陽で開くことを決めたとか。
日本は北朝鮮による拉致被害者らの安否に関する再調査の初回報告が当初予定から遅れることについて詳細な説明を求める、とも伝えています。

しかし一方のTBS NEWSでは同日25日付けでこのような記事を配信している。

(引用ここから)

北朝鮮では、国会にあたる最高人民会議が開かれましたが、金正恩(キム・ジョンウン)第一書記は欠席しました。
朝鮮中央テレビは25日午後8時、日本の国会にあたる最高人民会議の模様を放送しましたが、金正恩第一書記の姿は見られませんでした。
欠席の理由は明らかになっていませんが、金第一書記は、7月から8月の公式活動で足をひきずっている様子が確認されていて、その後、今月3日を最後に公式の場に姿を見せていませんでした。
ただ、今回の会議では金第一書記の名前で国防委員会の人事が発表されており、副委員長には、新たに朝鮮人民軍の総政治局長、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)氏が選出され、事実上ナンバー2の地位を固めたことが確認されました。(25日21:45)

(引用ここまで)

この二つの情報を関係付けするメディアは今のところありませんので、私なりに判断するしかありません。
拉致被害者の再調査報告予定が大幅に遅れているということと、金正恩第一書記が姿を見せなくなっているということ、そして北朝鮮の国防委員会の総政治局長が新たに選任されたという動き。
これらをどう読むか、です。

南朝鮮の韓国では、米軍慰安婦だったとして122人の女性たちが韓国政府を相手取って損害賠償訴訟を起こしていますが、それらを韓国国民の耳に入れたくない政府は日本の産経新聞ソウル支局長を検察に呼び出して取り調べをおこなうという常識を疑うような手段で、そちらを大々的に報じることによって米軍慰安婦の問題を隠そうとしています。
考えてみれば安倍政権が河野談話の検証をおこない、朝日新聞が吉田の作文を否定し挺身隊の定義を誤っていたと自己否定した。そのタイミングで米軍慰安婦の提訴が起こったのだから、これは明らかに北の工作によるものです。
もっともアメリカの西海岸で慰安婦像の設置を急いでいる挺対協も、その正体は北の工作員だとわかって来ていて、明らかな日米韓の同盟悪化を企んでいるわけ。
だから沖縄の宮古島に建てられた「アリランの碑」には「ベトナム戦争時に韓国軍による性的暴力被害を受けたベトナム女性を悼む」という一文があることでもわかる。韓国がみずからこんな文章を書くはずがありません。
この石碑は宮古島に住む与那覇氏個人の意思で建てられたものであり場所もまた個人の所有地ではあります。しかしこの与那覇氏と北朝鮮の間にどのような関係があるのかは、まだ判明していません。
少なくとも南朝鮮(韓国)ではなさそうだということは言えるでしょう。

だから時系列に沿って言うと、慰安婦問題のきっかけを朝日新聞が作りそれを河野洋平が引用した。その揚げ足をつかんだのが韓国の挺対協。アメリカの学校で採用されていた「ヨーコ物語」を否定する目的で挺対協は存在しない少女像を各地に設置しようとした。
はじめの内は賠償金狙いだったのが次第にエスカレートして国際的な日本のダメージにつなげようとした。
しかしアメリカ国内では少女像の設置に否定的な市も出始めたことから、米軍慰安婦なる管理売春の被害者が韓国政府を相手取って訴訟を起こした。
宮古島にはベトナム女性の被害まで書き込んだ石碑が立った。
これらのことで日韓関係はすっかり冷え込んでしまい、仲をとりもとうとしたオバマも米軍慰安婦問題が出た途端に伸ばしかけた手を引っ込めてしまった。
現在韓国政府は米軍慰安婦を隠すために関係もない産経新聞を虐めている。

これら一連の工作がことごとく北の企みだったと仮定すれば、すべて納得することができます。
そして金正恩は足を引きずっていたかと思ったら、すっかり姿を見せなくなっている。
そして国防委員会のナンバー2が入れ替わった。
こうした流れを客観的に見て来ると、アメリカを含む日朝韓のステージが新たなものに替わって行く気がします。
韓国の経済状況も、仁川のアジア大会を見れば一目瞭然であって、競技場は停電するわ、プレスセンターは狭いわ、無線LUNは使えないわ、22階までエレベーターは昇らないわ、食事はキムチばかりだわ、サルモネラで汚染された弁当を出すわ、その代りがパンと牛乳で射撃選手たちは何も食べなかったと言うし、主催者は「予算不足だった」とはっきり言うばかりなのです。予算が足りないからサルモネラが発生するの?
実はサムスン電子と現代自動車両社の株がここ半月ほどで急降下しているんです。
出資者の大半が外国投機筋だけに、売られ放題になっているわけ。
特にサムスンは危険水域に完全に達していて、アジア大会の前売りチケットへの協力などといった余裕は皆無の状況にあるわけ。
下手をすれば債務超過の事態になって大量の失業者を出しかねない。
国際大会どころの騒ぎではないことは株式市場の数字が示している。
南朝鮮には大量の北の工作員が入っているので、当然こうした南の窮状は北に伝えられているはずであって、米軍慰安婦まで持ち出して揺さぶりをかけて来ている。
金正恩の健康状態に関係していることであれば、そう長くしないで何らかの動きがあると考える必要はあるかも知れません。

北は今年ひどい干ばつで大量の餓死者が出るかも知れないと伝えられています。
南が太陽政策をやっていた時代なら救援物資が届いたでしょうけれど、李明博政権以降南は背を向けているから北は中国かロシアか日本に頼るしか道がありません。
すでに収穫の時期に来ていて、その先には寒い冬がやって来ます。
動きがあるとすれば今年中でしょう。

朝鮮人民軍のトップをいじるということは、それなりの必要があるからです。



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