ココム違反事件

東芝機械のココム違反事件が起きたのは1987年のことだった。

XYZという3軸をコンピュータ制御するNC装置付きの工作機械を、共産圏(旧ソビエト連邦)に違法に輸出したというもの。同時に9軸を制御するというハイスペック・マシンだった。

ソビエトはこの機械を使って潜水艦のスクリューの表面加工に成功し、静寂性の向上に利用した。すなわちアメリカ海軍のリスクが高まったということで、アメリカ議会は日本攻撃を強めた。

なぜスクリューの表面加工を滑らかにすれば静寂性が上がるのかというと、キャビテーションという現象が起きて水中での圧力変化に応じて気泡が発生する。スクリュー表面が粗ければ粗いほど気泡が多く発生して音を出す。しかもスクリューの周りに気泡がまとわりつくので回転出力をロスすることにつながる。

だから金属加工の工作技術が高い国ほど、高性能の潜水艦を建造することができる。そして自前でNC工作機械を作る技術が必要になってくる。

隠れて輸入したり韓国のように盗んで来た技術では自分のものにならないのだ。だから韓国海軍や中国海軍の潜水艦はやたら音をまき散らして航行している。日本の海自の対潜哨戒能力が高いのと同時に「オレはここにいるぞー」と教えてくれているのだ。

音だけではなく、キャビテーションによってスクリューに亀裂が入ったり、最悪の場合は破損したりもする。韓国の造船技術が世界一だとかどこからか寝言が聞こえて来るが、日本の造船技術に敵うはずがない。

そうりゅう型潜水艦をインドが採用すると発表した。中国政府は怒り狂っている。これを見てオーストラリア政府はどうするのだろう。



フラッシュメモリーの将来性を見誤った東芝は、みすみす韓国に取られてしまった。上場廃止になりかけている東芝は、昔から「目の付け所がシャープ」ではなかったという話である。



スポンサーサイト
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR