海の日

皇籍から男系宮家が排斥されたのは、敗戦後に乗り込んで来たマッカーサ率いるGHQの企みだった。

彼(マッカーサー)はフィリピンの司令官をしていたが日本軍の攻撃を受けて、兵士を残して撤退せざるを得ないという軍歴の汚点を残した人物であって、その点では韓国の李承晩と似通った部分がある。

これへの私怨が深かったことから、長い日本の歴史を根絶やしにしようとあれこれ部下に調べさせた。するとある研究者がこんなことを報告した。「徳川幕府がなぜあんなにも長期政権が得られたのか。それは男系の将軍分家を作ったからですよ。御三家とか一橋家とか。今の天皇家を早期に終わらせるためには、男系の宮家を禁止することが有効ではないでしょうか」。

私怨に燃えたマッカーサーはこのアイディアに乗ったわけ。それはアメリカが積極的に関与したのではなく、天皇家が自然消滅してゆく道筋を付けたにすぎない格好にするためだった。悪いのはアメリカではなく、あくまでも天皇家自身のせいだという形にする必要があったから。

つまりマッカーサーが執った「男系宮家の廃止」とは、アクセルペダルから足を離して、エンジンブレーキによって自然に停まるように持って行こうとしたわけ。

ところが、時は流れてリーマンショックによって麻生政権が終わると、日本は民主党政権になった。国民の気まぐれが生んだ結果だった。

小沢は大勢の議員団を引き連れて中国詣でをやらかした。鳩山は辺野古移設が決まっていた沖縄米軍基地に「最低でも県外」と言ってひっくり返した。そして野田が何をやらかしたかと言うと、実はマッカーサーが「自然消滅」を目論んでいた皇室の終焉を加速させようとして「女性宮家」を主張し始めた。つまりエンジンブレーキで自然に停まるのではなく、積極的にブレーキペダルを踏むという作戦だ。最近の話ではなく野田政権の時のことだ。それで初めて国民は「皇室典範の改正」という文言に触れることになった。

「皇室典範の改正」という話は第二次安倍政権になってから巻き起こった話ではない。民主党政権時の野田がやらかしたことだったのだ。

そして最近になってNHKが「天皇陛下の生前退位」をスクープし、秋篠宮真子親王が婚約される運びになった頃、またぞろ野田が「女性宮家」を言い出した。

すでに蓮舫率いる民進党は余命いくばくもないことは誰の目にも明白なのだけれど、泥船から逃げ出したネズミの多くが「都民ファースト」や「日本維新の会」に逃げ込んでいる。彼らはきっと野田の作戦の指示を受けているはずだ。
蓮舫民進に反旗をひるがえした細野(モナに遊ばれた男)も皇室典範の改正派だから、野田内閣時の閣僚たちにはそういった価値観が浸透していると見て良いだろう。

蓮舫が怖いわけではない、これら工作員があちこちの政党に紛れ込んでいるから厄介なのだ。今は音無しの構えに出ている前原と小沢も不気味だ。まさか北京から何がしかの指令が来ているのだろうか。

自民党が民主党から政権を奪還した際に、多数の一年生議員を生み、それが「魔の二年生議員」となって安倍政権の足を引っ張り始めた。

ここでもし日本国民が「二度目の気まぐれ」で安倍政権を見限るようなことがあると、真っ先に危険なことになるのは皇室の存在だということに気付こう。それが野田の狙いであって、蓮舫民進党などどうでも良いと奴は考えている。前原や細野が蓮舫民進を大切にしていると思うだろうか。玉木や小西によって「捨て石」にされているに過ぎないのだ。

受け皿があるのないのと騒いでいても、実際に東京都議選では海の者とも山の者ともわからないような「小池ファースト」が勝利したではないか。票の遣い方を知らない有権者が多すぎる。

3000年近く続いた皇室が断絶してからでは間に合わない。有権者の気まぐれがそんな結果を招くとはまだどこの誰も説明していない。



「海ゆかば 水漬く屍 山ゆかば 草生す屍 大君の 辺にこそ死なめ かへりみはせじ」

今日は海の日だ。



スポンサーサイト
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR